大階段にクリスマスツリー　京都駅で楽しむ光のアート

　京都駅ビルではイルミネーションイベント「京都駅ビル 光のファンタジー2021」が行われています。「京都の玄関口として、訪れる人たちの気持ちを明るく照らしたい」という思いが込められており、敷地内の各所に飾られたデコレーションが見事です。

　4階にある大階段では、映像に合わせた効果音と音楽を連動させた光のアート「グラフィカルイルミネーションPlus」を開催中。171段中125段に約1万5000個のLEDが設置され、クリスマスツリーなど季節を感じるアートを浮かび上がらせています。

港町を一望　古城で楽しむクリスマス　兵庫・神戸ハーブ園

　標高400メートルの山上から港町・神戸の街並みを一望できるリゾート施設「神戸布引ハーブ園」では、「ボタニカル」をテーマにした「古城のクリスマス2021」を楽しむことができます。

　名物となっているドイツの古城・ヴァルトブルク城をモチーフにした展望レストハウスなどが、ハーブ園ならではのナチュラルで上質なクリスマス空間に変身。ドライフラワーや果実を活用した直径3メートルの大きなウェルカムリースがお出迎えしてくれます。また、日没後は、シャンパンゴールド色に輝く高さ6メートルの木製クリスマスタワーが点灯し、ロマンチックな雰囲気に。

　レストハウス前では、ドイツ直輸入の雑貨を購入できるクリスマスマーケットも開催中。温かいグリューワイン（ホットワイン）を味わうこともできます。

　12月23日（木）～26（日）までは特別にナイター営業を実施。担当者は「きらめく夜景とイルミネーションを楽しんでほしい」と呼びかけています。「クリスマス特別ディナー＆ランチ」も予約受付中です。

阪神・淡路大震災後から継続　祈りの光　兵庫・神戸

　神戸市中央区の中華街・南京町では光の祭典「南京町ランターンフェア」が行われています。南京町広場を中心に飾られた中国風のちょうちんは約400個。中国情緒あふれるオレンジ色の光は、クリスマスのイルミネーションとはひと味違った楽しみがあります。

　阪神・淡路大震災からの復興を願い25年前にスタート。南京町広場には、コロナ禍で2年連続中止になったイルミネーションイベント「神戸ルミナリエ」で使用されたシンボル「ロソーネ」も設置されています。

（Hint-Pot編集部・西村 綾乃）