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漫画

お好み焼きどう切る? 関西出身者のカット法に衝撃受ける漫画 「知らなかった」と反響

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:かるめ(karume_life)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:かるめ(karume_life)さん】

「所変われば品変わる」とことわざにあるように、当たり前と思っていることも土地が変われば様相が異なってきます。特に関東と関西では文化が大きく違い、カルチャーショックを受けたという人も。中でも食べ物で実感することが多いようです。関西出身の友達とお好み焼きを食べにいったところ、衝撃を受けたというエッセイ漫画にさまざまな意見が寄せられています。作者のかるめ(karume_life)さんに話を伺いました。

◇ ◇ ◇

「チヂミみたいな切り方!」 初めて見るお好み焼きのカット法に目が点

お好み焼きの切り方どうしていますか? 関西以外の出身者には、縦横で4等分にカットする“ピザ切り”派も少なくはないようです。お互いにシェアしてさまざまな味を食べることが多いため、平等なサイズに切るという意識が強いのかもしれません。一方、関西では四角に切り分ける“格子切り”が一般的。豚玉の肉など具材をしっかりと切りやすく、さらに食べやすい利点があります。

インターネット上でも度々議題に上がる、このお好み焼きの切り方問題。生まれも育ちも埼玉県のかるめさんは、関西出身の友達とお好み焼き店へ行って初めて“格子切り”を目にし、衝撃を受けた時のエピソードを漫画に綴っています。

友達が切り分けたお好み焼きを見て「何そのチヂミみたいな切り方!」と驚きの声を上げるかるめさん。さらにお好み焼きやたこ焼きをごはんにのせて食べると聞いて、目が点になってしまいます。

投稿は反響を呼び、“ピザ切り”派からは「その切り方は知らなかった!! でも確かに食べやすそうです」「箸を使わずに、ヘラでそのまま食べたりしてるので小さい方が食べやすそうですね!」など、試してみたいというコメントが。ちなみに関西人でも、おかずとしてお好み焼きやたこ焼きを食べるかは意見が分かれるようです。

また、「浜松では、演習焼きっていうのが我が家の定番で、たくあん刻んだのが入ってます! しょうゆとカツオ節をかけてます」「九州ですがサイコロカットです!」「北海道ですがピザみたいに切ってましたけどごはんのおかずにもしていました」など、関東と関西以外のお好み焼き情報もたくさん寄せられました。

関西出身の友達が焼いたお好み焼きはフワッと食感で美味

お友達のお好み焼きを実際に食べた感想など、かるめさんに詳しい話を伺いました。

Q. 今回のテーマで漫画を描こうと思った理由を教えてください。
「関西出身で現在は東京に住んでいる友達と、東京のお好み焼き屋さんへ行きました。そこで関東と関西のお好み焼きの違いについていろいろ話し、関西と関東のお好み焼きの切り方の違いを知り衝撃を受けたんです。そこで『みんなは知ってるのかな?』と疑問に思い描きました」

Q. お友達が焼いてくれたお好み焼きを食べてみて、これまで食べたものと何か違いはありましたか?
「お好み焼きの生地は焼いている最中に叩いたり押し付けたりしてはいけないらしく、高さのあるお好み焼きでした。食感がフワッとしていておいしかったです!」

Q. 逆にお友達が関東でカルチャーショックを受けたことはありますか?
「おでんにちくわぶが入ってることに衝撃を受けていました。他の地域ではマイナーな食材らしくこちらも驚きました」

Q. 心に残った読者からの感想を教えてください。
「関西の人でも、お好み焼きやたこ焼きと一緒にごはんは食べないという人も多く、『人それぞれの好みだよな』と思いました」

かるめさんは、思わず“あるある”とうなずいてしまう日常漫画を投稿し、人気を博しています。漫画はSNSやブログ「かるめライフ」で読むことができます。

(Hint-Pot編集部)