Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

ライフスタイル

都道府県別の“ライバル”を探せ! 最多はやっぱり東京都 出身地の自慢度トップは香川県

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

自分の出身地に抱く思いは人それぞれ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
自分の出身地に抱く思いは人それぞれ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 皆さんは自分の出身地がお好きですか? 生まれた土地はアイデンティティの形成に影響するともいわれるため、何らかの思いを抱いている人が多いのではないでしょうか。出身都道府県についての調査を通じて、その思いを探ってみましょう。

 ◇ ◇ ◇

自慢度トップは地元グルメが超有名すぎるあの県!

 引っ越しの見積もり比較サイト「引越し侍」を運営する株式会社エイチーム引越し侍は2020年7~10月、同サイトの利用者5741人を対象に「出身都道府県の自慢度とライバル都道府県」に関するアンケート調査を実施しました。

 まずは、出身都道府県の自慢度を100点満点中何点かを尋ねたところ、平均値が最も高かったのは「香川県(75.9点)」でした。全国の平均点が58点だったことから見るとかなりの高得点です。香川県は「うどん県」を自称するなど、うどんの産地であることを強く押し出したブランディングでも有名です。出身者が自己紹介などでネタにしやすい状況も、郷土愛に結び付いているのかもしれません。

 次いで「大分県(74.5点)」「和歌山県(70.9点)」と、トップ3はいずれも70点を超えました。さらに4位は「長崎県(69.5点)」、5位は「福岡県(69.3点)」と続き、トップ5はいずれも西日本の県ばかり。しかもうち3県は九州地方という結果になりました。

 近年のUターン転職や地方移住ブームなど、東京に代表される大都市圏からの脱出を考える人が増加中です。ランクインした和歌山県などは企業誘致策を強化しており、コロナ禍のリモートワーク浸透も後押しになると考えられます。今後も各県が地元の魅力を強く打ち出せば、出身者が再び郷土愛を深める契機になるかもしれませんね。