愛らしい仕草や表情で大人気のレッサーパンダ。ちょこちょこ走り舞ったかと思えば、二本足で立ったり、木登りをしたり……。見ているだけ飽きない人気者です。あまりイメージではない人が多いかもしれませんが、実は雪が大好きなのだそう。今季の初雪を見て大はしゃぎするレッサーパンダの動画が話題になっています。動物園の担当者に雪が好きな理由やその後の様子などを伺いました。

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寒さに強く雪が大好きなレッサーパンダ

　雪を見てはしゃぐレッサーパンダの動画を公式ツイッターで公開したのは「秋吉台サファリランド」（山口県美祢市）。東京ドーム8個分もある広大な敷地内では、60種600頭羽が飼育されています。冬場には、ふれあい広場にいるカピバラが木製のお風呂に浸かってのんびりする姿も見どころです。

　話題の動画が撮影された27日は日本上空に強烈な寒波が押し寄せ、同園でも積雪が観測されました。それにいち早く反応したのが、レッサーパンダの「優香」。5歳のメスです。

　雪が降り積もった丸太を見つけると、なぜかおもむろにダイブ。その後も全身で地面にゴロゴロと転げ回り、手足をバタバタさせています。ふと我に返るような瞬間も見せますが、再び丸太と格闘……。全身で雪に大喜びしている様子がうかがえます。

　このツイートは瞬く間に話題となり、29日現在で7.4万の“いいね”が集まり、再生回数も96万回を超えました。「はしゃぐ姿がかわいい」「こんなに喜んじゃう？」「本当に楽しそう」といったリプライ（返信）が寄せられ、「かわいすぎてもはや芸術の域」「ずっと見ていられる」と多くのユーザーをほっこりさせています。