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キャサリン妃 今後10年の変化は「最も困難なものになる可能性」 王室専門家が指摘
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キャサリン妃が今年迎えた40歳の誕生日は、美麗なバースデーフォトの公開などで大きな注目集めた。一方で、エリザベス女王に続きチャールズ皇太子が即位し、妃の夫ウイリアム王子が皇太子「プリンス・オブ・ウェールズ」になる日も刻一刻と近づいている。“未来の王妃”であり、さらには“未来の国王の母”でもある妃。そこで王室専門家2人は、妃が今後の10年で迎える変化を予測。「最も困難なものになる可能性」などが語られている。
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ダイアナ元妃と比較されることに「いつも敏感だった」
今年はエリザベス女王が在位70周年を迎える歴史的な年。「プラチナ・ジュビリー」として数々の祝賀行事やイベントが企画されている一方、4月に96歳を迎えるエリザベス女王には退位に関する噂も絶えない。ただし現状では、君主の座が生前に引き継がれる可能性は薄いとの見方が大勢のようだ。
とはいえ、止まらない時の流れは、キャサリン妃が王妃になる日を確実に近づけている。そこで、王室専門家のダンカン・ラーコム氏とケイティ・ニコール氏は英雑誌「OK!」に対し、妃が迎える今後の変化について推測を語った。
ラーコム氏はまず、「この変化(移行)は最も困難なものになる可能性があります」と述べた。その根拠は多くある。まずは、即位したチャールズ皇太子からウイリアム王子に皇太子の称号「プリンス・オブ・ウェールズ」が与えられた場合、妃は王子から「プリンセス・オブ・ウェールズ」の称号を与えられる可能性があるということだ。それはすなわち、ダイアナ元妃の象徴的な称号を名乗るということ。
これについて同氏は、キャサリン妃がダイアナ元妃と比較されることに「いつも敏感だった」事実を指摘。「彼女(キャサリン妃)はジュエリーや洋服でダイアナ(元妃)に度々敬意を表していますが、その役目までは決して引き継ぎませんでした」と、これまでの心情を明かした。
しかし、一連の変化は否応なしに訪れ、「プリンセス・オブ・ウェールズ」の次には王妃となる。ラーコム氏は妃が「とてもリアリスト」であるとした上で、「彼女はこの変化に対して準備をしている一方で、家族や仕事など、より近い将来にもフォーカスしようとしています」と、聡明な妃が現状と未来を冷静に見据えている状況を語った。
ウイリアム王子とヘンリー王子には「和解してほしいと強く思っている」
では、近い未来に訪れる変化とはどのようなものだろうか。これについてニコール氏は、すでに妃が公務に打ち込んでいる状況を挙げた。そのため、今後も活躍を目にする機会が増えると予測され、「(ウイリアム王子)夫妻がエリザベス女王の代わりに、より政治的にセンシティブな公務に参加するでしょう。これは英国の新しい『ソフトな政治外交の武器』となります」と予測した。
女王の支援に加え、女王と王子夫妻の子どもたち3人が過ごす時間を増やす目的から、女王が暮らすウィンザー城へ転居する可能性も高いという。さらにウイリアム王子とヘンリー王子の関係についても、「和解してほしいと強く思っています。彼女は根っからのピースメーカーなのです」と断言した。
また、ラーコム氏によると、妃はいずれ国王となる長男ジョージ王子に対して、ウイリアム王子とともに“その意味”を説明し始めているという。同氏は「ジョージ(王子)は自身の運命を理解し始めたばかりですが、ケイト(キャサリン妃の愛称)はその旅路をすでに計画しています」とも述べた。しかし、この計画とはジョージ王子の性格や感情を“隠させる”ことではないそうだ。
ニコール氏も、妃が世の子どもと家族という存在すべてに深い愛情を抱いている事実を指摘。妃が公務などで子どもたちと接すると「何か特別なことが彼女に起こります。彼女は目に見えて明るくなり、とてもオープンになるのです」とその様子を語った。そして「子どもたちの問題などに取り組むことが使命だと、彼女(キャサリン妃)は悟ったのだと思います。この先もずっと取り組んでいくでしょう」と予測している。
皇太子妃を経て王妃になるという、今後の壮大な旅路。英国に身を捧げる一方で、3人にとってはかけがえのない母であり続けるというプライベートの顔もある。聡明な妃がこうした変化の数々をいかに受け入れ、さらに前進を続けるのか。ファンはますます目を離すことができなくなるだろう。
(Hint-Pot編集部)