Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

どうぶつ

飲み方のクセが強い 愛猫が披露したまさかの水飲み姿に大反響 「堂々たる貫禄」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

飼い主さんも驚いた、アルバートくんがシンクでお水を飲む姿【写真提供:和泉ユタカ(@IzuYuta)さん】
飼い主さんも驚いた、アルバートくんがシンクでお水を飲む姿【写真提供:和泉ユタカ(@IzuYuta)さん】

 水嫌いといわれる一方で、水道の蛇口からお水を飲む様子がSNS上などで度々注目されるねこ。警戒するのは溜まった水に対してだけとする説や、流水に興味を引かれているという説など、さまざまな見方があるようです。ツイッターでは、“貫禄たっぷり”な姿でお水を堪能している茶トラねこの写真に大きな反響が寄せられています。話題になった一枚について、飼い主の和泉ユタカ(@IzuYuta)さんにお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

蛇口から直接お水を飲むとは知っていたものの…

 洗面所のシンクで仰向けに寝転がり、蛇口から直接お水を飲んでいるねこ。生後8か月の男の子「アルバート」くんです。かっこいいお名前は、“20世紀最大の理論物理学者”と呼ばれる科学者の「アルバート・アインシュタイン」から。また、性格はおおらかでのんびりとしているそうです。

 そんなアルバートくんは、いつの間にか蛇口のお水を飲むようになりました。和泉さんはお迎えしてからこの事実に薄々気付いていましたが、どうやって飲んでいるかまでは知らなかったそうです。

 そんなある日、和泉さんがシャワーを浴びようとバスルームの明かりをつけた瞬間、写真の光景が目に飛び込んできました。和泉さんにとってその姿は衝撃度が大きかったようで、この撮影した一枚をツイッターに投稿。「まさかこんな風呂で一杯やるおっさんみたいな格好でやっていたとは知らなかった」と綴っています。

“おっさん”のような姿を見られてしまったアルバートくんですが、写真を撮影されても意に介さず、のんびりとお水を飲んでいたそうです。その姿を見ていた和泉さんは「放っておいたらいつまでもシンクから動かない」と感じ、最後は渋々抱き上げて“強制退去”させたのでした。

 この写真が公開されると、5.8万件もの“いいね”を集める大きな反響を呼びました。リプライ(返信)には、「おっさんポーズも愛嬌たっぷりですね~」「クセが強いw」「決定的瞬間ですね」「まさに堂々たる貫禄ですな……」といった反応が寄せられた他、自分で蛇口からお水を飲むアルバートくんの賢さに注目するコメントも多く集まっています。

米国で生活するアルバートくん 厩舎で保護されにぎやかなメンバーの一員に

 愛嬌たっぷりの姿が話題になったアルバートくんについて、さらに詳しくご紹介しましょう。

 アルバートくんが現在生活しているのは、米カリフォルニア州の自然豊かな地域。和泉さんが使用している厩舎に迷い込んできたところを保護されました。しかし実は和泉さん、職業は獣医師ですが猫アレルギーの持ち主。そのため、「一時的に保護しても長期的に飼うつもりはありませんでした」と当時を振り返ります。

 とはいえ、厩舎の周りには“草原オオカミ”とも呼ばれるコヨーテが多く生息し、アルバートくんの身に危険が及ぶ可能性も。また、保護当時のアルバートくんは感染症の状態がひどかったため里子にも出せません。そうして預かっているうちに愛着が湧いた和泉さんは、お迎えを決意しました。

 自分で蛇口からお水を飲む賢さにも注目が集まったアルバートくん。和泉さんはこのことを実感するエピソードを教えてくれました。

「教えていないにもかかわらず、投げたおもちゃをいぬのように取ってくるのが得意なんです。また、投げたおもちゃを見失っても、『あっちにあるよ』と指差すと、ちゃんとその方角へ探しに行くのは賢いと思います。多くの動物は指差した方角ではなく、指先を見るものですから」

 その他にも、遊びに来た友人の子ねこが家の中で行方不明になった際、鳴いて居場所を教えてくれることもあったのだとか。

 そんなアルバートくんが暮らす和泉さん宅には、他にもねこの「アイザック」くん、ホーランドロップ(ウサギ)の「あやめ」ちゃん、アンダルシアン馬の「ソレイユ」くん、ヒョウモントカゲモドキの「キラー」くん、アメリカカケス(スズメ目カラス科の鳥)の「スカイ」くんが生活中。にぎやかなメンバーとともに、これからも楽しい毎日を過ごしてほしいですね。

(Hint-Pot編集部)