どうぶつ
“カブトムシの幼虫”から美ねこに成長 推定生後7日で保護 まん丸寝の変化に感動
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生後たった7~10日で放棄されていた子ねこ。スヤスヤと眠る姿がまるで“カブトムシの幼虫”のようと、ほっこりとする言葉で表現したのは飼い主の歌織(@panda_da02)さん。小さくて弱々しかった愛猫が立派に美しく成長した姿を、日々SNSで発信しています。詳しいお話を伺いました。
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駐車場で保護 しがみつく子ねこに抱いた「守らなきゃ」の気持ち
2月22日は“にゃん・にゃん・にゃん”の語呂合わせから制定されたねこの日。2022年の今年は未だかつてないほど“にゃん”が揃うため、「スーパーねこの日」として盛り上がりを見せています。Hint-Potのねこ専用ツイッターアカウント「にゃんこぽっと(@Nyanko_Pot)」では、そんなスペシャルな日に向けて「#まんまる猫写真コンテスト」を開催しました。
今回、ご紹介するのは、5歳の茶トラねこ「大牙」くんです。歌織さんによると、性格は「寂しん坊の甘ったれ」。飼い主さんと片時も離れたくないのか、リードを付けて一緒にドライブへ行くのが大好きなのだそう。
勇ましいお名前は、「顔を見た瞬間、頭の中にパッと浮かびました」とのこと。そんな大牙くんとの出会いは、歌織さんが以前勤めていた会社の駐車場でした。
他のきょうだいねこたちとともに、その場に捨てられていた大牙くん。保護された子ねこたちは、里親が見つかるまで一時的に上司宅で保護されることになりました。ところが、歌織さんは子ねこたちを保護して以来、寝ても覚めても大牙くんのことが頭から離れなくなってしまったそうです。
「夫からは大牙の引き取りを反対されていたのですが、『どうしても……』と頼み込みました。迎え入れた時、大牙はまだ目もしっかり開かない状態。私の首にしがみついてきたので『守らなきゃ!!』と思いました」
推定生後15日…体重500グラムの子ねこが立派に成長
お迎え当初の推定生後は15日ほど。当時の体重は500グラムもありませんでした。茶色のベッドの真ん中で、ポツンと丸まってスヤスヤと眠る大牙くんは皮下脂肪が少なく、まだまだねこらしさはありません。歌織さんは当時を「カブトムシの幼虫みたいな頃」と表現しています。
カブトムシは2、3か月ほどで1000倍近い重さの成虫に育つといいますが、大牙くんも負けていません。歌織さんの献身的なお世話のおかげで順調にすくすくと成長。現在は体重4キロになり、とても健康的な体型をキープしています。
大牙くんの成長の変遷は、インスタグラム(kaonyapu)やYouTubeチャンネル「にゃんにゃん大牙」でも見ることができますよ。これからも飼い主さんの愛情を一身に受け、幸せいっぱいの“まん丸”寝を見せてくださいね。
(Hint-Pot編集部)