愛犬と過ごすかけがえのない毎日。特に初めて出会った直後の瞬間は、いつまでも心に深く刻まれる特別なものです。生後間もない柴犬との初対面直後に撮影された2枚の写真が、ツイッターで11万件以上もの“いいね”を集める大きな反響を呼んでいます。撮影時の状況などについて、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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震災で訪れた先代犬との別れ　10年経ってハチくんと運命の出会い

　つぶらなおめめで飼い主さんを見つめる写真と、お日様がまぶしく感じて思わず目をきゅっと閉じた写真。この2枚に写っている柴犬は、間もなく1歳2か月を迎える男の子「ハチ」くんです。

　お名前の由来は「柴犬＝忠犬ハチ公」という飼い主さんのイメージから。また、漢数字の「八」が末広がりで縁起の良いことも命名の決め手になりました。

　そんなハチくんをお迎えする前も、飼い主さんは柴犬と生活していました。しかし、東日本大震災で突然のお別れが。それ以来、ペットとの暮らしを長くためらっていたそうです。

　そうして10年以上が経ったある日、飼い主さんはブリーダーさんの元でハチくんと運命の出会いを果たします。そして、この出会いに大きく心を動かされ、ハチくんのお迎えを決意しました。

　今回の写真は、ブリーダーさんの元を訪れた1年前に撮影されたもの。この時に飼い主さんはハチくんを初めて抱っこしたそうで、そのままお外に出ました。部屋の中のケージから屋外に出たのが初めてとあって、ハチくんは不思議そうな顔で飼い主さんの方を見つめていたそうです。

　さらに当日は晴れていたこともあって、「まぶしっ！」と目を細めるハチくんのキュートな表情の撮影にも成功しました。

　ハチくんの写真がツイッター上で公開されると、1.5万件ものリツイートを記録した他、「かわいくって心臓がギュンッってなります」「本当に天使の表情」「尊いです……」といったリプライ（返信）が殺到。ハチくんのかわいさにメロメロになる人が続出しているようです。

　飼い主さんの愛を一身に受け、ハチくんはその後すくすくと成長。今では立派な成犬になりました。そんなハチくんの普段の様子は、ツイッターに加えてTikTok（hachi12260）でも見ることができますよ！

○取材協力：柴犬8（@hachi260）さん

（Hint-Pot編集部）