泥んこになって遊んだ思い出、誰にもありますよね。泥団子を作ったり、泥で作った山の間にトンネルを通したり。そんな子ども時代の記憶を思い出させてくれるような柴犬の写真が、ツイッター上で話題になっています。口の中まで泥だらけにして「ドヤッ！」と笑う姿に、1.2万件以上の“いいね”が。飼い主の柴犬おてんとうまる（@otentou_Shiba）さんに話を伺いました。

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「こんなことになるとは…」　泥だらけでも叱れないと悶絶

「ああーぁぁ、かわいいよ！　許す！」という飼い主さんの叫びとともに投稿された2枚の写真。そこには、泥水の上で「楽しすぎる！」と満面の笑顔を見せる「おてんとうまる」くんが写っています。

　おてんとうまるくんは、60分のお散歩に1日2回連れていってもらうのが日課です。この日も、慣れ親しんだ道をドッグランに向かっていました。

　前の日に雨が降ったこともあり、みずみずしく香る草の匂いに道草をしながらトコトコトコ。目的地に着くと、飼い主さんが投げてくれた白いボールで遊び始めました。

　くわえたボールを手で弾いたり、最初はじゃれたりしていましたが、水たまりに落ちたボールや泥に大興奮。楽しそうな愛犬の様子に「足と顔を少し洗えばいいかな」と見つめていた飼い主さんでしたが、スイッチが入ったおてんとうまるくんは容赦ありません。

　元々、水遊びが大好きなおてんとうまるくんは、川遊びの時も自分からぐいぐい入っていくなど好奇心旺盛です。この日も新しい“遊び相手”に何度も向かっていきました。

　泥水をはね散らかしながら地面をホリホリホリ。あっという間に泥だらけになった姿を見て、飼い主さんは「シャンプー確定」と腹を決めました。見事な掘りっぷり＆ターンを決める我が子に感心する気持ちとかわいさが相まって、撮影する手を止めることができなかったのだとか。そして、「止めなかったら無限にやっていそうだった」と振り返ります。

　思う存分走り回り、泥水の上に腹這いになったおてんとうまるくんは満足そうに笑っています。口の中を泥だらけにして遊ぶ写真には、「ち、地球と遊んでる！」「このドヤ顔www」などのリプライ（返信）が次々に寄せられました。当時は「こんなことになるとは……」と呆れていた飼い主さんも、「たくさんの方が反応してくれてうれしかったです！　温かい気持ちになりました」と話します。

　帰宅後はお風呂に直行。シャンプーをした後は、ふわふわになった自分のシッポに吠えたり、追いかけたりするなど、元気いっぱいだったそうです。この他にも、おてんとうまるくんのあふれる好奇心を収めた動画は、YouTubeチャンネルチャンネル「柴犬おてんとうまる物語」でも見ることができますよ。

「柴犬と暮らしたい」と長年思っていた飼い主さんにとって、生後7か月のおてんとうまるくんは、世界を輝かせるお日様のような存在。これからもその元気で、家族を温かく照らしてね。

（Hint-Pot編集部）