どうぶつ
ガリガリ子ねこがふっくらレディに 元保護ねこコンビのビフォーアフターに感激
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痩せ気味で病院通いも頻繁だった子ねこ期を乗り越えて
さとう家には、その時点で4匹の先住ねこがいました。会わせてみると、「子ねこたちに対して妬いているな」と感じることはあったものの、皆すぐに受け入れてくれたそうです。そんな中でも、2匹の面倒を一番見てくれたのがゆきちくんでした。「“団子”になって一緒に寝たり、毛繕いしてあげたりと優しいです」と、飼い主さんが太鼓判を押すほどの親切ぶりです。
しかし、先住ねこたちが温かく迎え入れてくれたとはいえ、現在まで育てるのはやはり苦労の連続でした。子ねこは体調を崩しやすいため、お迎えしたばかりの頃はとにかくよく病院に通っていたそう。痩せ気味な上に原因不明の食欲減退も度々あり、飼い主さんは何度も不安になりました。
「あれから5か月が経った今ではすっかり食欲旺盛になり、逆に困ってしまうほどです。特にべてぃはフードが入れてあるケースをこじ開けたり、袋をびりびりに破いたり……。何度も攻防が続きましたが、フードの置き場所まで二重三重のガードをして、何とか飼い主が勝利しました」
こうしてさまざまな困難を乗り越えながら、両手のひらに収まるほど小さかった2匹はすくすくと成長。写真の通り体は何倍にも大きくなり、すっかり立派な成猫へと近付いています。ビフォーアフターがよく分かる2枚の写真は話題を呼び、「立派なレディになりましたね」「大きくなったな……(親戚のおじさん風に)」「飼い主さんが懸命にお世話されたことがよく分かるにゃ」など、祝福の声もたくさん寄せられていました。
さとうさんには、保護ねこや地域ねこ、そして保護活動をしているボランティアさんの力になりたいという強い思いがあります。具体的な目標は2点。「障害を抱えた方々と一緒に働く保護ねこ施設を作ること」、そして「保護ねこボランティア団体への寄付につながる商品を作ること」です。
達成に向けての活動報告は、ツイッターやインスタグラム(necobokko)で行っています。「応援していただけたらうれしいです」とさとうさん。これからも愛猫たちでなく、多くのねこたちの幸せのために支援を続けていきます。
(Hint-Pot編集部)