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お金がない理由ベスト3 2位は交遊費 意外な1位は?
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シニア世代は「老後2000万円問題」、若年層も賃金の低下などで貧困問題がクローズアップされるなど、どの世代においてもお金への不安は尽きません。お金がないと感じている人は一体何が原因なのでしょうか。そして、その対処法は? アンケート結果から、意外な原因が見えてきました。
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一番お金を使っているのは何?
保険マンモス株式会社は、20歳以上の男女500人を対象に「お金がない状況に関するアンケート調査」を実施。回答者の雇用形態の内訳は、正社員(公務員以外の会社員)が34%で最多。続いて、主婦・専業主婦(23%)、パート・アルバイト(19%)、自営業・フリーランス(10%)、無職(5%)、派遣社員(4%)、学生(3%)、その他(2%)となっています。
まずは、金欠になったことがある人にその原因を聞きました。多くの人がお金を多く使っているものは何なのか、ベスト3を紹介します。
【お金がない状態になった(なっている)理由(複数選択可)】
1位:食費(食料・飲料・菓子など) 173人
2位:外食・交遊費・交際費 109人
3位:子どもや親族にかけるお金 89人
意外なことに、食費(食料・飲料・菓子など)が最も多いという結果に。お金がないのは浪費が原因ではなく、生活に必要な費用が経済状況を圧迫していることが浮き彫りになりました。ちなみに食費は、手取り月収の15%程度に収めると良いといわれています。
また3位の子どもや親族にかけるお金は、子どもの将来や親族との今後の円滑な付き合いを考えると、未来への投資という意味で削りにくい場合が多そうです。