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“リボ払い地獄” 夫が知らず知らずに97万円借金してた漫画が恐ろしい 「うちも同じ経験あります」

著者:Hint-Pot編集部

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漫画のワンシーン【画像提供:ちくまサラ(chikuma_sara)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:ちくまサラ(chikuma_sara)さん】

入会時に設定していたことを忘れ、とんでもないことに!

 CMなどで一度は目にしたことがあるであろうリボ払い(リボルビング払い)。毎月の支払額が一定なため、無理なく計画的に利用できるとされ、近年、利用者も増加傾向にあると言います。しかし、使い方を誤ると「気が付いたらとんでもない額の返済が溜まっていた……!」なんてこともあるようです。知らぬ間に夫が“リボ払い地獄”に陥っていたという体験談を描いた漫画が大きな反響を呼んでいます。作者のちくまサラ(chikuma_sara)さんに話を聞きました。

 ◇ ◇ ◇

2児の子育てをしながら、その経験を活かし育児漫画を描いているちくまさん。ブログ「千曲がり奮闘記~紆余曲折の育児記録~」やツイッター(@chikumababy)、インスタグラムなどで公開し、人気を博しています。

 普段は、育児に積極的な夫ナギさんと、最近おしゃまになってきた5歳のムーコちゃん、つかまり立ちもできるようになった1歳のナナオくんとの、ほっこりする家族のエピソードを中心に描いているのですが、今回は一風変わっていました。

 それは、長男ナナオくんを妊娠している時に起きた出来事。ご主人は以前から何度かクレジットカードが使用できないことがありましたが、毎回翌月には使えるようになっていたため、使用限度額の設定が低いのが原因だと思い込んでいました。

 しかし、ご主人は結婚前にお金に関して大失敗をしたことがあり、ちくまさんも折に触れては心配をしていました。とはいえ、家計はそれぞれの財布から出すスタイルのため、相手の支出は詳しく把握しておらず、ちくまさんがしつこく確認したりすることはなかったそうです。

 そして、とうとうクレジットカードが翌月になっても使えなくなり、カード会社に問い合わせることに。ようやく発覚したのが、クレジットカード入会時にポイント取得のため、リボ払い設定をして、そのままになっていたこと。しかも、その返済残高が97万円にもなっていることでした。

 対処法をいろいろと調べてみると、ショッピングのリボ払いは、払い過ぎた金利の返還を求める、いわゆる過払い金請求の対象外。また金利が15%以上と高いため、金利の低いカードローンを契約し一括返済、その後毎月そちらに返済をしていくというのが一般的だと分かりました。

 ちくまさんは何度もご主人と話し合いを重ね、返済方法を考えることに。借り換えであっても、利子を支払わなければいけないことは変わりありません。出産前のため1円でも無駄なお金は支払いたくないのが本音。話し合いの途中には何度も腑に落ちない思いもしましたが、何とか2人で解決策を見つけました。

私たちの経験を“反面教師”に 不安な人はすぐに確認を!

 なかなかハードな内容。しかも、ご主人の失敗を描くわけですから勇気がいることです。では、ちくまさんはなぜ筆を取ったのでしょうか。

「この漫画は事件から2か月後に描きました。あまりにショックだったので『ネタにしないとやってられない』と思ったんです。描く前は怒り心頭でしたが、描いているうちに気持ちを整理できたのは良かったことですね。それに少しでも誰かの注意喚起になれば、また私たちを反面教師にしてもらえれば……と」

 実際に、「とても為になる、お話しです!」「うちも同じ経験あります」など、感謝の声や共感の声がたくさん寄せられています。

「配偶者や本人が同じような体験をしたというコメントが、予想以上に多くてビックリしました。正直、叩かれたりバカにされる覚悟で描いたので、こんなに共感されるとは思っていませんでした。また、『この漫画を読んで自分のカードを確認したらリボになっていました!』というコメントも少数来て、それだけで描いた甲斐があったと思いました」

 ちくまさんは、リボ払い自体をなくすべきだと言っているわけではありません。仕組みを理解し、計画的に使う分には問題ないと考えています。しかし、「分かりにくくし、誘導するのは悪徳だと思っています」とちくまさん。

 改めて、よく理解をしないまま使って借金を増やし続けたり、気付かぬうちにリボ払い設定になっていたりしないか、今一度気を付けてほしいと注意喚起しています。

(Hint-Pot編集部)