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友人にお金を貸せますか? 「5万円以上」でもOKという人はごく少数、もし返ってこなかったら…

著者:Hint-Pot編集部

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友人を助けたいと思う一方、トラブルを避けたいという本音も(写真はイメージ)【写真:写真AC】
友人を助けたいと思う一方、トラブルを避けたいという本音も(写真はイメージ)【写真:写真AC】

男女500人が回答 友人とのお金の貸し借りについてのリアルな声は…

 友人に「お金を貸して」と頼まれた経験はありませんか? 相手が困っているのであれば、何とか力になりたいと思うもの。一方で、お金の貸し借りが原因で友情が壊れてしまうケースも少なくありません。「いくらまで貸せる?」「もし、返してもらえなかったら?」。調査によると、貸さない人は約35%という結果になりました。

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 株式会社タンタカが運営するお金に関するメディア「お金を借りる即日融資ガイド110番」は2020年10月、お金(生活費)の貸し借りと友人関係に関するウェブアンケートを実施。20歳未満~70代以上の男性202人(40.4%)、女性298人が(59.6%)の計500人が回答しました。

 まずは「友達に頼まれたらいくらまでお金(生活費)を貸しますか?」という設問。最も多かった回答は35.4%(177人)の「貸さない」でした。さらに、「5000~1万円」が21.4%、「1万~5万円」が20.8%、「5000円未満」が17%と続いています。どうやら皆さん、友人とのお金のトラブルを避けるために門前払いするの傾向があるようです。また、貸しても5万円未満と比較的少額に抑えています。

 一方で、「5万円以上」の回答はすべて足しても5.4%という結果に。「5万円貸して」と頼まれてうなずける人はごく少数のようです。ただ、「50万~100万円未満」貸せるという人が2人(0.4%)、「100万円以上」貸せるという人も1人(0.2%)いました。

返済が遅れや回収不能… 今までの関係は継続できない?

 お金を貸したのであれば、当然、返してもらわなくてはいけません。ただ、「借用書」を書いてもらうかを聞く設問で「はい」と回答したのは、半分以下の40.6%。さらに「きちんと返済してもらうことを期待していますか?」では36.2%が「いいえ」と回答しました。初めから返してもらうことを期待せず、「借用書」も書いてもらわないという人が一定数いるようです。「貸した金は忘れろ」は田中角栄氏の名言ですが、無意識に実践している人が多いのかもしれません。

 また、友人にお金を貸した時の複雑な心理も。「期限を過ぎても返済してもらえなかった」場合は76.2%が「催促する」と回答しましたが、最終的には諦めてしまう人が多い様子。「あなたに返済もせずに相手が旅行に行ったことを知ったらどうしますか?」という設問では、「相手に物申す」が57.6%で、「何も言わない」の42.4%をやや上回る程度という数字が出ました。よく知る友人だけに強い態度に出られない心理、心当たりがありますよね。

 さらに、「返済期限が過ぎて相手が音信不通になったらどうしますか?」との設問では61.6%が「諦める」、「結果、相手が返済できなかった場合どうしますか?」でも61.8%が「諦める」と回答。そして、最後の設問「返済が遅れたり回収不能になった場合、今までの関係を継続できますか?」では、実に92.4%が「いいえ」と答えました。

 今回の調査結果を見ると、貸したお金が返ってこなければ、またはその逆で借りたお金を返さなければ、築いてきた友情にひびが入ってしまう可能性は高いことが分かります。友人とのお金の貸し借りには、やはり大きなリスクがあると言えます。

(Hint-Pot編集部)