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カーリング藤澤五月の等身大パネル 「持って帰りたい」とはしゃぐ姿に反響
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2月の北京五輪カーリング女子で、同競技日本史上初の銀メダルを獲得したロコ・ソラーレ。実力もさることながら、選手たちの明るいキャラクターが多くのファンの心を掴み、カーリングの認知度を上げました。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は、そんなロコ・ソラーレが出場した国際大会でのワンシーンに注目。藤澤五月選手が起用された大会の告知用パネルを、チームメイトが感慨深く見つめる様子を収めた動画が公開され、反響を呼んでいます。
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世界最高峰シリーズ「グランドスラム」の大会で見つけた“お宝”
今回、ロコ・ソラーレが出場していたのは、カナダ・トロントで12日に開幕した「プレーヤーズ・チャンピオンシップ」。ワールドカーリングツアーにおける世界最高峰シリーズ「グランドスラム・オブ・カーリング」の大会の一つです。日本代表として出場する五輪や世界選手権とは違い、世界のクラブチーム上位16チームが招待される形で開催されています。
世界チームランキング5位のロコ・ソラーレは、5チームによる予選リーグを3勝1敗で突破しましたが、現地時間16日の準々決勝でカナダのチームに敗れて敗退が決定。しかし、今回初めて同シリーズの大会が日本でもテレビ中継され、カーリングに対する注目度の高さをうかがわせました。
ロコ・ソラーレに対して注目しているのは日本だけではないようです。今大会の告知用ポスターには、2人の外国選手と並んで藤澤選手が起用されました。
腰に手をやって堂々と胸を張るポーズは貫禄十分。チームメイトの吉田夕梨花選手は自身のインスタグラムに「『こんな日が来るなんて』という本当に感慨深く、日本のカーリングの認識がどんどん変わっていってくれてることに本当にうれしく思います」と感激を綴っています。
会場内にはこのポスターの他にも、藤澤選手が単独の等身大パネルも設置。チームで「フィフス」と呼ばれるリザーブの石崎琴美選手は、他の選手たちがこのパネルを囲んで喜んでいる様子を撮影し、「さっちゃんパネルを持って帰りたい私たち」とのコメントとともに自身のインスタグラムに公開しています。
動画内では藤澤選手が「うれしい~」と感激の声を上げると、他の選手からは「持って帰れるならいっぱい持って帰りたいよね」「うちの会社にも1枚」「めっちゃ喜ぶよ、みんな」と“お持ち帰り”を希望する声が続出。文字通り、由緒あるグランドスラム大会の「看板選手」となった藤澤選手のパネルに全員が興奮を隠せない様子でした。
この動画が公開されると「持って帰ってきてほしい~」「常呂町でも見たい」と日本への持ち帰りを熱望する人が続出。他にも「世界で認められたカーラーさっちゃん」「凛々しくてかっこいい」「パネルの方が身長高い」など藤澤選手の姿を称賛する声も寄せられています。
五輪とは違った雰囲気でハイレベルな戦いを経験したロコ・ソラーレ。今回は惜しくも上位進出とはいきませんでしたが、5月には五輪後初の国内大会となる「第39回全農日本カーリング選手権2022」に出場します。会場は地元・北海道北見市のアドヴィックス常呂カーリングホールということで、まさに“凱旋試合”。五輪の熱狂を再び感じさせてくれるようなプレーに期待したいですね。
(Hint-Pot編集部)