コロナ禍で沈んだ気持ちを「花火でぶっ飛ばせ！」。花火と音楽をシンクロさせたエンターテインメント「東京 SUGOI 花火」が、7月6日（水）に、東京競馬場（東京都府中市）で特別企画を行うことが決まりました。今夏コラボレーションするのは、4月に結成60年を迎えた英国のロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」です。約1時間のイベントでは、国内最大級の1万4000発の花火が同バンドの名曲に合わせ打ち上げられます。ライブさながらの盛り上がりを体感しませんか。

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7月6日に開催が決定　知らせにメンバーも歓喜

　新型コロナウイルスの影響で、東京の夏の風物詩として知られる「隅田川花火大会」の3年連続中止が4月に決まったばかり。「今年も東京で大輪の花火を見上げることは難しいのかな……」と思っていた矢先、英国のロックバンド「クイーン」などと競演してきた「東京SUGOI花火」からうれしい知らせが届きました。

　結成60年のストーンズをフィーチャーした、バンド公認企画「THE ROLLING STONES 60th ANNIVERSARY THE GREATEST FIREWORKS～感激！偉大なる花火～」。1周2キロメートルに及ぶ馬場を持つ東京競馬場を舞台に、ヒット曲に合わせて国内最大級の1万4000発の花火を打ち上げます。

　花火の演出は、国内外の大規模花火大会で数多くの演出を手がける平山英雄さん（H2 Show Design Associates／紅屋青木煙火）が担当。ナビゲーターはフリーアナウンサーの岡副麻希さんが務めます。

　70代となった今も、6月からヨーロッパツアーを展開するなど、活動を続けるストーンズメンバー。花火と競演するという朗報に、ボーカルのミック・ジャガーは「花火で僕らの60周年を祝ってくれるなんて企画を聞いて、驚くと同時にとても喜んでいる。日本のみなさん、ありがとう。近いうちにまた会おう！」と歓喜しています。

　ギタリストのキース・リチャーズは「日本人はすごいよな。花火で祝ってくれるなんて考えもつかなかったよ。いつも日本のみんなは俺たちに親切にしてくれて感謝している。また日本でみんなに会えることを楽しみにしている」と呼びかけ。

　同じくギタリストのロン・ウッドは「花火で60周年を祝ってくれるんだって？　最高だよ。日本のみんなにお礼を言うよ。そして大いに楽しんでほしいね。花火師のみんな、よろしく頼むよ」と期待しています。

　公演は午後5時開場、午後7時半開演、午後8時40分終了予定。チケットはS席7700円、A席6600円。4名まで利用可能なマス席は3万円。車いす席ペアチケットは1万5400円。数量限定でグッズ付きの特別チケットも発売されます。全席指定席で未就学児は無料（座席が必要な場合は有料）。雨天決行（荒天時中止）。※ザ・ローリングストーンズメンバーの出演はございません。

　問い合わせは、キョードー東京 0570-550-799（平日 午前11時～午後6時、土日祝 午前10時～午後6時）。

（Hint-Pot編集部）