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エアコン試運転はなぜ必要なのか? 今すぐ確認しておきたい手順とチェックポイント

著者:Hint-Pot編集部

エアコンの試運転はなぜ必要? 今のうちに対策を(写真はイメージ)【写真:写真AC】
エアコンの試運転はなぜ必要? 今のうちに対策を(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 平年より早く梅雨入りを迎えた沖縄・奄美。気象庁の予想によると、九州南部は間近、九州北部から関東甲信までは6月4月頃から7日頃にかけて順に梅雨入りするとみられています。同時に湿度が上がることから、そろそろエアコンのスイッチを入れたくなる時期ですね。そこで各方面は、本格稼働の前にエアコンの試運転を広く呼びかけています。その理由と手順を見てみましょう。

 ◇ ◇ ◇

エアコン製造メーカーも注意喚起 今のうちに試運転を

 4月27日、シャープ株式会社の公式ツイッター(@SHARP_JP)はエアコンの試運転を呼びかけました。その理由は「部屋のエアコンの試運転をしておかないと真夏の修理待ちで詰みます」というものです。

 同社は毎年4月末頃から強い呼びかけを行うことが恒例で、「エアコン試運転は令和の季語」「今日のラッキーアイテムはエアコンの試運転です」「母の日に母のエアコンを気にするのもカーネーション」など、巧みで“刺さる”表現も話題を呼んでいます。

 エアコンを製造するメーカーが注意喚起をするほどですから、これは真剣に受け止めた方が良いでしょう。複数の国内報道によると、コロナ禍によりエアコンに使用される半導体や部品不足の影響も懸念されているそうです。加えて、今夏は例年より気温が高くなるという予想もあります。

 そこでこの時期にぜひ行っておきたいのが、エアコンの試運転。同社が提唱しているエアコン試運転の方法は「冷房18度で10分運転」。「だいたいどこのメーカーも試運転の方法は同じ」だそうです。

 また独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)も、屋内で発生する「おうち熱中症」を予防するためにエアコンの試運転を呼びかけています。NITEが引用した総務省消防庁の過去5年間の統計データによると、熱中症は7月に急増。その半数以上は高齢者で、約4割は住居で発生しているそうです。

総務省消防庁ホームページ「熱中症情報」よりNITEが作成【画像提供:独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)】
総務省消防庁ホームページ「熱中症情報」よりNITEが作成【画像提供:独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)】

 併せてNITEが公開したエアコン試運転の方法と確認事項は、念には念を入れたい人にぴったりかもしれません。

【エアコン試運転 確認すべき5つのポイント】
●試運転前
1. 電源プラグや室内機のフィルターにホコリが溜まっていないかを確認
2. 室外機の上や前に物を置いていないか、汚れがないかを確認
●試運転時
3. 冷房運転で冷風が出るかどうか確認:(設定可能な)最低温度に設定し、10分間試運転をして確認
4. さらに30分ほど運転して異常がないか確認
・室内機から水漏れはないか
・異音や異臭がないか(室内機及び室外機)
・エラー表示がないか
・運転が意図せず停止しないか
●異常が確認された場合
5. 販売店やメーカーに相談し、必要に応じて点検を受ける

 総務省の統計によると、令和3年5月から9月の熱中症による全国の救急搬送人員は累計で4万7877人。年齢別区分では高齢者が最多で、成人、少年、乳幼児と続いています。発生場所の最多は住居であることから、やはりエアコンの準備は万端にして夏を迎えたいところですね。

(Hint-Pot編集部)

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