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洗濯物の部屋干し 生乾き臭予防のコツとは 臭いを取るならつけ置き洗いと適切な洗濯

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:大貫 和泉

この時期の悩みといえば生乾き臭。どうやったら取れるの?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
この時期の悩みといえば生乾き臭。どうやったら取れるの?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 梅雨は部屋干しをする日が増えますね。乾くまで時間がかかるため、菌が増殖し雑巾のような生乾き臭が残ってしまうこともよくあります。生乾き臭が一度つくと、その後はいくら洗ってもなかなか取れないという衣類も。「今年こそは回避したい!」と考えている人も少なくないでしょう。そこで今回は、ライオン株式会社のお洗濯マイスター、大貫和泉さんに洗ってもなかなか取れない衣類の生乾き臭の対処法についてお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

ついてしまった生乾き臭はつけ置き洗いと適切な洗濯で対処

 雨が続いて仕方なく部屋干ししたけれど、使い込んだ雑巾のような臭いが……。梅雨“あるある”のお悩みですが、この生乾き臭の原因は一体何なのでしょうか? 大貫さんによると、原因は「洗濯で落としきることができなかった汚れと菌」。正体を知るともっと嫌な気分になります。

 洗濯を繰り返しても、生乾きの嫌な臭いが取れないという衣類には、汚れと菌が残っている可能性が高いんです。

 そこで大貫さんのアドバイスは、衣類に残っている汚れと菌をしっかり落とすこと。その方法はつけ置き洗いと適切な洗濯だそうです。ポイントを押さえれば、適切な手順がすぐにマスターできますよ。

○ステップ1:適切なつけ置き洗い
1. 洗濯桶などに40度くらいのぬるま湯を用意する
2. 炊事・掃除用ゴム手袋を着用し、1に粉末の酸素系漂白剤を入れ、生乾き臭のする衣類やタオルなどをしっかり浸す
3. そのまま30分~2時間程度つけておく
※酸素系漂白剤が使用可能な衣類かどうか、確認してから行いましょう

○ステップ2:適切な洗濯
1. つけ置き洗いが終わった衣類やタオルをしっかり絞る
2. 洗濯槽に入れ、他の洗濯物と一緒に洗濯する
※この際に抗菌効果のある洗剤と消臭・防臭効果のある柔軟剤を使うと効果的

 つけ置き洗いは毎回の洗濯で行う必要はありません。生乾きの嫌な臭いが洗濯しても取れない時だけ行いましょう。