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同じ場所の写真でもまったく違う…カメラレンズの違いに1.2万人納得 「どっちも優勝」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

14mmレンズで撮影した一枚【写真提供:ざきphoto(@zaki_3_0257)さん】
14mmレンズで撮影した一枚【写真提供:ざきphoto(@zaki_3_0257)さん】

 フィルムカメラやデジタルカメラ、スマートフォンなど、何かを撮影するための機器に欠かせないものといえばレンズ。レンズの種類で作品の印象がガラリと変わるため、近年はスマホ内蔵カメラ用の外付けレンズも人気です。本格仕様のカメラとレンズなら、そうした変化がもっと明確に分かるでしょう。同じ風景を2種類のレンズで撮り比べた作品が、ツイッター上で話題になっています。撮影したざきphoto(@zaki_3_0257)さんにお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

35mmの標準レンズと14mmの超広角レンズで比較

35mmで撮影した一枚【写真提供:ざきphoto(@zaki_3_0257)さん】
35mmで撮影した一枚【写真提供:ざきphoto(@zaki_3_0257)さん】

 浜辺を撮影した2枚の写真。片方には直線的な遠近を鋭く感じる奥行きが、もう片方には全体的にやわらかで風景画のような趣があり、またさほど奥行きを感じません。実はこの2枚、同じ浜辺を撮影したもの。撮影者のざきphotoさんが以前から度々訪れていた場所だそうです。

「この作品は2020年3月に撮影しました。海がやや遠浅のため、干潮時に空が浜辺に反射することが撮影の決め手です。相手が自然なので、納得できる写真が撮れるまで撮影に行き続けます。行ったものの、曇りや雨でまったく撮れない日もありますね」

 とはいえ、同じ場所を撮影しているのになぜここまで違うのか? 2枚を公開したツイートには「14mm vs 35mm。同じ位置から違うレンズで。レンズが変わると見える景色が変わる」とのメッセージがありました。

 レンズのミリ数は焦点距離を表します。分類上では50mmより上が望遠レンズ、下が広角レンズですが、35mmはいわゆる標準レンズ。今回使用された14mmは広角の中でも超広角レンズです。ちなみにカメラボディは「キヤノンEOS 5D mark IV」でした。

「レンズの屈折の度合いが異なると、結像(レンズなどで物体の像を作ること)される光(景色)の範囲が変わります。屈折の度合いが大きい14mmレンズではより広範囲の景色が、それよりも屈折の度合いが小さい35mmのレンズではより狭い範囲の景色が結像されるのです」

 レンズにより焦点との距離が変わると、後ろに広がる景色の“写る広さ”が違ってくるというわけです。そうした特性を理解しながら、フォトグラファーは撮影したいイメージなどに合わせてレンズを選びます。この選択を判断するポイントとは何なのでしょうか?

「『より良い写真が撮れる方を使う』と言ってしまえば味気ないですが、とりあえずいろんなレンズで撮ってみることは大切です。思わぬ構図に気づくこともあります。個人的に意識しているポイントは、画角に無駄がないように景色が収まることです」

 公開された2枚の写真は1.2万件の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「すご! こんな変わるんですか!?」「どっちも優勝。素敵すぎる!!」「この比較すごくすごくありがたい」と称賛の声が。また、「14mmが好きです! やっぱり風景と超広角の相性最高」「14mm派です」「効果的な超広角の使い方ですね」と、14mmレンズに軍配を上げる声も寄せられていました。

 普段から作品にさまざまな思いを込めているというざきphotoさん。「些細な感動や、わずかな癒やしをネットの向こう側の人に届ける」という思いもその一つです。今夏には、完成まで2年と5か月かかった“ある作品”の公開を予定。「詳細は7月1日にツイッターでお伝えします。きっと、皆さんにも楽しんでいただけると思いますので、どうぞ楽しみに待っていてください」と語っています。

(Hint-Pot編集部)

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