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生まれつき前足がない子犬 余命わずかな犬との交流が米国で話題に

著者:Hint-Pot編集部

犬はたくさんの癒やしを与えてくれる存在(写真はイメージ)【写真:写真AC】
犬はたくさんの癒やしを与えてくれる存在(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 繁殖業者から仕入れた犬や猫などをペットショップで販売することを禁止する法案が今月にニューヨーク州議会の上院で可決されるなど、動物愛護の意識が高まる米国。今回はそんな米国で注目を集めている1匹の保護犬を紹介する。その子犬の名前は「ジョーイ」。前足がない状態で生まれてきたジョーイは保護施設に引き取られるが、現在は自由に移動する体力も身につけ、多くの保護犬を励ます存在になった。そして毎日幸せに暮らしているという。

 ◇ ◇ ◇

後ろ足の筋力をつけ今では元気に移動できるようになったジョーイ

 米誌「ピープル」が報じたところによると、ジョーイは昨年12月、米コネチカット州のとある家族の元に生まれたという。ところが、生まれつき前足がなかったため、他の子犬たちが里親に引き取られていく中、ジョーイだけは取り残されてしまった。

 ジョーイを持て余した飼い主は、州の動物愛護協会に連絡することに。こうして生まれて間もなく米ロード・アイランド州にある老犬保護施設「ヴィンテージ・ペット・レスキュー」に保護された。

 同施設の創設者でエグゼクティブディレクターのクリステン・ペラルタさんは同誌に対し、「当施設では前足のない犬を引き取ったことはありませんでしたが、ジョーイに最も適した家を見つけてあげたかったのです」と保護した経緯を語っている。

 若くて元気いっぱいなジョーイは、すっかりアイドル的存在になっているようだ。同施設は基本的に、14歳以上のシニア犬や余命半年未満の犬を受け入れしている。そのため、ペラルタさんによると、ハッピーな性格でかわいらしくシッポを振り続けるジョーイはみんなから愛されているという。

「ジョーイは緩和ケア中の『ブルー』という犬に、新しい命を与えてくれたと思っています。ブルーは6か月前にやってきて、数か月しか生きられないと思われていました。しかしジョーイが来てから、ブルーはまるで子犬のような行動を取るようになりました。彼らは一緒に遊び、一緒に昼寝をします。ブルーは以前より活動的になり、庭を走り回るようになりました」

 他の犬たちに希望を与える存在であるジョーイは、同施設に来てからというもの後ろ足の筋力をつけて、前足がないのを感じさせないほど活発に移動できているという。何と後ろ足だけで階段を上ってソファに乗ったり、後ろ足で立ち上がって他の犬たちと遊んだりしているそうだ。

 現在はジョーイのためにカスタムメイドの車いすを発注中。ジョーイが好きなだけ走り回れる日をペラルタさんは心待ちにしているようだ。また、車いすが完成したら、ジョーイの里親を本格的に探し始めるつもりだという。きっとハッピーで愛嬌たっぷりなジョーイは理想的な家庭にめぐり会えることだろう。

(Hint-Pot編集部)

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