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夏の室内に発生する嫌なカビ 原因は換気不足と結露 効果的な対処法とお掃除法は?
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6月から異例の暑さに見舞われ、エアコンの稼働率がぐっと高まりました。エアコンの効きを優先して、換気を後回しにしてしまう状況が続きそうですね。そこで気をつけたいのが、湿気が原因で発生する壁の汚れとカビ。いざ目にすると焦りを感じてしまいますが、東京ガス株式会社の「東京ガスのハウスクリーニング」からお知恵を拝借して乗り切りましょう。担当者さんに効果的な対策とお掃除法をレクチャーしていただきました。
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カビ予防のポイントは3つ 壁紙タイプはアルコール消毒液で対処
壁の汚れとカビの主な原因はズバリ湿気。担当者さんによると、夏場も換気を心がけることが大切だそうです。
「室内の壁にカビが発生する理由には、結露や換気不足が挙げられます。予防としては、『十分な換気をする』『壁と家具を密着させない』『カビの生えそうな場所には除湿器を設置する』などといったことが効果的でしょう」
とはいえ、すでに汚れやカビが確認できる場合は、早急に対処する必要があります。そこで注意すべきは壁のタイプ。壁紙タイプの壁は水分がポイントだそうです。
「一般的な壁紙は、接着剤で壁板に貼り付けられています。そこに水気を多く含むものが長時間とどまると、はがれや傷みが生じることもあるので注意が必要です。そうした場合は、アルコール消毒スプレーや消毒用エタノールスプレーを使用して、スピーディに汚れを落としましょう」
【アルコール消毒スプレーを使った壁の汚れとカビのお掃除法】
1. カビが気になる箇所に、アルコール消毒スプレーを少し離れた位置から吹きかける
2. 吹きかけた後、歯ブラシでカビをこすり落とす。素材を傷めない程度の力加減がコツ
3. カビの汚れなどが浮いてきたら、固く絞った雑巾で拭き取る
4. もう一度アルコール消毒スプレーを吹きかけ、最後に乾拭きをする
エアコンを使い始めると、ついつい部屋を締め切ってしまいがち。室内は涼しくても、湿気は意外と溜まっています。こまめな換気で積極的にカビを予防しましょう。
(Hint-Pot編集部)