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桃を無駄なくカットしたい人に 約3万人が感動したお手軽ライフハック 「衝撃だった」
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甘くてジューシーな味わいの桃。人気のフルーツですが旬は6~9月と短く、なかなか食べる機会がないという人も多いのでは。また、とろけるような果肉をカットするのが大変という声もあるようです。SNSでは“野菜のプロ”である青髪のテツ(@tetsublogorg)さんが「桃を無駄なく簡単に食べられる方法」を紹介し、約3万件の“いいね”を集める大反響を呼んでいます。日頃からツイッターで野菜やフルーツの魅力を発信している青髪のテツさんに、詳しいお話を伺いました。
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ポイントは種に沿って十字に切れ込みを入れること
青果店歴10年の青髪のテツさん。ブログ「tetsublog」やツイッターでは、旬の野菜や価格、選び方など、耳より情報を毎日発信しています。このほど話題になったのは、桃を簡単かつきれいにカットする方法です。手順は何とたった5つ。ポイントは種に沿って、十字に切れ目を入れることでしょう。
【桃を無駄なく簡単に食べる方法】
1. 桃のヘタ側(おしり)を上にして、真上から包丁を入れる。そのまま種に刃を当てながらクルッと一周カットする(2等分になる切り込みを入れる)
2. 桃を横向きにして、1でカットした線に対して垂直に包丁を入れる。そのまま種に歯を当てながらもう一度クルッと一周カットする(4等分になる切り込みを入れる)
3. 両手で持ち、1でカットした線を中心にして優しく持ちねじる
4. 実が半分に分かれたら種を取り出す
5. カットリンゴのような形になるよう、縦長に等分する。最後に端から皮をはがせば完成
青髪のテツさんによると、「桃の熟度や種類によって種離れが悪いと、うまくいかない時もある」とのこと。しかし、青髪のテツさんご自身は失敗したことがないそうです。
簡単なカット法を紹介したツイートには2.9万件もの“いいね”が集まりました。また、リプライ(返信には)「『ハハハw またまた~そんなわけないでしょw』とやってみたら、マジでスポンッと種からきれいに実が取れた。今まで種を避けて身を切っていてもったいない……と思ってたから衝撃だった」「このむき方を知ってからはほんと桃を食べるのが楽ちんになりました♪」「簡単にできたー」など、実践した人たちから、感動の声がたくさんの寄せられています。
おいしい赤モモの選び方や追熟の方法も
便利な切り方を知ると、さっそく買いに行きたくなりますよね。そこで、青髪のテツさんにおいしい桃を選ぶポイントもお伺いしました。
【おいしい赤桃の見分け方】
1. 表面の皮が鮮やかな赤色になっている
2. 下側は緑ではなく白色
3. 桃らしい良い香りがする
4. うぶ毛がしっかり残っている
また、桃は傷みやすいため、店頭では完熟前のものを手にすることが多いでしょう。購入後してから上手に追熟するには「常温で保存」が良いそう。食べ頃を見極めるには、桃の下側をチェック。「下側が白くなってきて、触ると少し弾力があるぐらい」になればOKです。
暑くなるとキンキンに冷やした桃を食べたくなりますが、普段は常温で保存し、食べる2~3時間ほど前から冷蔵庫に入れてほどよく冷やすのが良いようです。冷蔵庫で長時間保存すると桃本来の甘さや香り、水分を感じにくくなってしまうことがあります。
(Hint-Pot編集部)