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どうぶつ

元保護ねこを襲った悲劇 水遊び中のハプニングに約2万人が同情「嫌な予感しか…」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

たらいのお水で遊ぶにゃーちゃん(画像はスクリーンショット)
たらいのお水で遊ぶにゃーちゃん(画像はスクリーンショット)

 基本的に水が苦手なねこは、体が濡れることを嫌がる傾向があります。とはいえ、中には水遊びが好きな強者も。水の入ったボウルに両前足を入れて遊んでいたところ、まさかの“悲劇”に見舞われる様子がツイッターで話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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納涼金魚すくい遊びをしたけれど…

 動画に登場するのは、水が張られたプラスチック製のボウルと、そこに両前足を入れて遊んでいる1匹のねこ。推定3歳の男の子「にゃーちゃん」です。「にゃん太」という“本名”はありますが、保護直後に診てもらった動物病院で「にゃーちゃん」と書かれたことで、飼い主さんは「何となく公式の名前になったような気がした」そうです。

 同居ねこは「おにいちゃん」こと“本名”「オニキス」くん。もちろん、実のお兄ちゃんです。おにいちゃんと呼ばれている理由は、にゃーちゃんと同じだそう。兄弟が仲良く暮らしていたある日、飼い主さんは2匹の水遊びを思いつきました。

「昨年も何度か遊び、その時はもっと大きな容器に水を張っていました。今回はあのボウルが手近な場所にあったので使ってみたんです。『暑かったのでお水遊びしたら楽しいかな?』と思い、水中でピカピカ光りながら泳ぐおもちゃを1年ぶりに出して用意しました」

 そうして始まった「納涼金魚すくい遊び」でしたが、2匹はぼーっと見ていたり、たまにちょいちょいっと前足で触ったりする程度。あまり喜んでいるようには見えなかった飼い主さんは、ひとまず魚のおもちゃを取り出しました。

「水だけになったボウルで、にゃーちゃんがじゃぶじゃぶと遊び始めました。そして3分後くらいに、あのアクシデントが起こったんです」

 ボウルの水をいじるような仕草で遊んでいたにゃーちゃん。「もういいか」といった風に、まずは左前足をボウルのフチに置きます。この時点で、先が読める気もしますよね。そんな“期待”を裏切らず、にゃーちゃんは次に右前足も持ち上げます。すると、バシャーッという大きな音とともにボウルがひっくり返ってしまったのです。

 飼い主さんはこの動画に「にゃーちゃんに起こった悲劇」とのメッセージを添えてツイッター上で公開。1.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には、「あちゃー! でもあるある」「嫌な予感しかなかった」「水浸しの床を拭くハメになった飼い主さんの“悲劇”では」「これはww とてもかわいいですねw」とさまざまな声が寄せられています。

 ボウルがひっくり返った瞬間、大慌てで逃げ出したにゃーちゃん。その後はドレッサーの上に飛び乗り、しばらく濡れた体の毛づくろいなどしてジッとしていたそう。

「私も“悲劇”の瞬間、一瞬固まってしまって。リプライには『撮影続けてすごい』といった内容もありましたが、びっくりしすぎて動けなかっただけなんです。カメラを止めてにゃーちゃんを見ると、びっくり顔で現場の方を見ていたので『拭いてあげなければ』と思いましたが、タオルは水浸しになった廊下の先にあります。そこでまずは水たまりを歩いてタオルを取ってからにゃーちゃんを拭いて、その後床を拭きました」

 少し怯えているようにも見えたにゃーちゃんでしたが、飼い主さんにチューブ型おやつをもらうと通常の元気いっぱいの様子に戻ったそうです。また、飼い主さんは今回の“悲劇”を受けて、「納涼金魚すくい遊び」の改変を考えているのだとか。

「今度はボウル自体を大きな器に入れて遊んでみようと思います。あるいは、もう少し少なめのお水にするか……」