どうぶつ
試験30分前に子ねこ3匹保護 学生ママの里親探し称賛の声「優しい世界」 その後は?
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ねこなどの動物を保護した後は里親探しも重要です。周囲に声をかけたり、動物保護団体に相談したりといった方法以外に、最近はSNSを活用する例も。ツイッター上では、学期末試験の30分前に保護ねこ3匹と出会ったという投稿が話題になっています。投稿者は獣医師を目指す学生ママのぎわ(@nnnvm0225)さん。当時の様子や結婚出産を経て獣医師を目指した経緯などについて、詳しいお話を伺いました。
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試験終了後は獣医学部の仲間たちと結束して里親探しに奔走
青いポリバケツの中にすっぽり入って、「ここはどこ?」と不思議そうな顔で周囲を見回す3匹の赤ちゃんねこ。子育てをしながら獣医師を目指す大学4年生のぎわさんが、大学の警備員さんから「今朝3匹捨てられていたんだけど……」と相談された保護ねこたちです。実はこの時、学期末試験が始まる30分前でした。
「朝8時頃、お散歩中の方が見つけて大学の警備室に連れてきたそうです。その方がどこで見つけたのかは分かりません。私が警備室を通った8時半頃に警備員さんから事情を伺いましたが、9時から期末試験だったのでかなり戸惑いました」
あと少しで試験が始まることもあり、ひとまず警備員さんに保護をお願いしたぎわさん。試験終了後は忙しいテスト期間中にもかかわらず学生仲間10人が駆け付けて、里親探しに協力してくれました。
ぎわさんは「試験30分前から里親探し笑」というメッセージを添えて、この時の様子をツイッターに投稿。すると9000件近い“いいね”が集まりました。続く投稿には、学生2人とご近所に住む警備員さんご夫婦にそれぞれお迎えされたという報告もあります。
リプライ(返信)には「保護されて里親さんも見つかって良かった」「幸せになってね 良い人に見つけてもらって良かったね」「この子たちは良い顔してる」「優しい世界」と3匹の保護ねこに安堵する声が寄せられています。また、「絶対素敵な獣医さんになれます」「たくさんの愛をありがとうございます」など、ぎわさんと仲間たちに感謝する声もありました。