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浸水した車両に火災リスク? 警視庁が注意喚起「水が引いてもエンジンかけないで」
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日本各地で不安定な天気が続いています。局地的集中豪雨(ゲリラ豪雨)による冠水や浸水、土砂災害などが連日ニュースで取り上げられ、中には川のようになってしまった道路を車が走行する様子もありました。そこで警視庁警備部災害対策課の公式ツイッター(@MPD_bousai)は、浸水した車両に火災リスクがあるとして注意を呼びかけています。
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一番の予防策は「冠水した道路を車で走行しないこと」
近年、日本に多くの災害をもたらしているゲリラ豪雨。今年も各地で深刻な被害が出ており、冠水してしまった道路で車が水をかき分けて進む映像をテレビなどで見ることもあります。
浸水により車両が故障してしまうというリスクは、誰もが予想できること。ただ、警視庁警備部災害対策課は公式ツイッターアカウントで「浸水した車両に火災リスクがあることをご存じですか」と呼びかけています。
投稿によると「車のキースイッチが切れていてもバッテリーは接続されています。電気系統のショート等により、火災が起きる可能性があります」とのこと。「たとえ水が引いても絶対にエンジンをかけないでください」と注意喚起しています。水が引いた後は車の動作確認をしたくなるところですが、この行為にはリスクがあるそうです。
リプライ(返信)では、この投稿に「ありがとうございます 覚えておきます」と反応する声も。いつどこで自分自身が豪雨被害に直面するか分からないだけに、覚えておきたい知識といえるでしょう。
警視庁警備部災害対策課が「一番の予防策」としているのは、「冠水した道路を車で走行しないこと」。運転している最中に見舞われたゲリラ豪雨では、ドライバーがパニック状態に陥ることも考えられます。しかし、そんな時こそ冷静な判断が必要。こういった知識を蓄え、判断材料にしたいところですね。
(Hint-Pot編集部)