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“片手運転ドライバー”への注意喚起に共感「運転舐めてる」 両手操作が大事な理由は?
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車を運転する時、どのような形でハンドルを持っていますか? 自動車学校では両手で操作することを習いますが、実際には片手で運転している人が多いのではないでしょうか。そんな“片手運転ドライバー”への注意喚起を行ったのが、烏山自動車学校(栃木県那須烏山市)の公式ツイッター(@KarasuyamaDS)です。両手で持つことがなぜ大事なのか、その理由についても動画で分かりやすく解説しています。
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教習所では「10時10分から9時15分の間付近を持つように指導しています」
普段はあまり車に乗らない人も、運転する機会が増えるお盆シーズン。烏山自動車学校の公式ツイッターを運用する教習指導員は、あることが気になったそうです。
「教習所で教えてんの? と思うぐらいよく見た2022年お盆」という一言を添え、右手のみでハンドルの上部分を抑え込むように持つドライバーの写真を公開。“片手運転ドライバー”の典型的なスタイルに注意喚起を行っています。
この投稿には4000件以上の“いいね”が集まり、リプライ(返信)にはドライバーからの共感の声も続々。「運転舐めてる持ち方ですね……」「こういう持ち方してるからウインカー出すの遅いし、ウインカー出さないで車線変更したり曲がったりするんですよね」「とっさの対応ができないかと」といった声が上がっています。
さらに、「片手ハンドルはダメですね 俺らの頃は10時10分で習ったけど今はどの辺を持つように教えているのですか?」という時計の針の位置関係に例えた質問に、烏山自動車学校は「今も10時10分から9時15分の間付近を持つように指導しています」と回答。続けて「10時20分はダメですか?」と問われると、「日本車で右手が下になると、方向指示器やライトの操作がやりにくく感じます」と丁寧に答えています。
では、実際に教習で習う形を維持することで、どんな利点があるのでしょうか。烏山自動車学校はその後、正しいハンドル操作の動画をツイッター上に公開。両手でしっかりとハンドルを持ち、右折する様子が収められています。
この投稿では「教習で習うハンドルを持つ位置が大事な理由の一つとして、カーブの途中でもレバー操作がしやすくなる」と説明。動画では、右折しながら右手でレバーをスムーズに動かしています。また、ポイントは「カーブでのパッシング、方向指示器操作、ワイパー操作が即時できるよってアピールでした」だそう。片手運転では難しい操作で、両手でハンドルを持つメリットがよく分かります。
リプライには、実際に片手でハンドル操作をしているというドライバーの声も目立ちました。基本がおろそかになるほど、運転には危険が伴うもの。こういった注意喚起をきっかけに、教習所で学んだことを思い出すドライバーが増えてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)