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片側二車線の一般道路、正しいルールは? 自動車学校の“意外”な解説に3.1万人驚き
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普段は運転をしないけれど、お盆休みには家族や友人と車で遠出をする、という人も多いのではないでしょうか。そんな時期だからこそ、運転慣れしている人もそうでない人も、お互いに気配りをして交通事故を防ぎたいところ。正しい交通ルールを改めて確認しておくことも大切です。そこで烏山自動車学校(栃木県那須烏山市)は、公式ツイッター(@KarasuyamaDS)で片側二車線の道路における正確な知識を紹介。分かりやすい図解で3.1万件を超える“いいね”を集めるなど話題になっています。
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「世間一般のイメージ」は間違い!? 分かりやすい解説に反響
運転に関する実際の映像や写真を使った分かりやすいツイートが多く、フォロワー2.4万人超えを誇る烏山自動車学校の公式ツイッターアカウント。今回はホワイトボードに描かれた分かりやすい図の写真を投稿したところ、反響が広がっています。
図のテーマは、片側二車線の道路における正しい知識です。ホワイトボードには2本の道路が描かれ、向かって左側が「世間一般のイメージ」。中央車線を示す点線を境に左側に「遅い車」、右側に「速い車」と文字で記されています。ただ、その上には大きく「×」マークがあり、どうやら「世間一般のイメージ」は間違っているようです。
対して右側の道路には「正しくは」という一言が添えられています。中央車線を示す点線の左側に「走行するところ」、右側に「追い越しなど」と文字で記され、前者は強調するように赤文字です。そして、上には大きく「○」マークがあり、こちらが正解とされています。
この投稿は3.1万件を超える“いいね”を集めるなど話題に。教習指導員のアカウントから「とっても分かりやすいですね」と感心の声も上がりました。
一方で、高速道路では当たり前になっている左側が“走行車線”、右側が“追い越し車線”というルールが一般道路にも当てはまるということを知らず、驚く人も多かったようです。フォロワーからの「一応確認なんですけど、これってバイパスとか一般の下道でも当てはまるんですかね? 高速が確実にこれなのはさすがに分かってるんですが」という疑問には、烏山自動車学校が「一般道もこちらに当てはまります」と回答しています。
さらに、「それって、高速道路などの追い越し車線として規定されたところ限定ですよね。一般道でそれなら右折できなくなります」という質問に対しても、「一般道路も同様になります。こちらの画像の説明は、表現はやや異なりますが学科教本を基に書きました。『追い越しなど』には、右折で右側の車両通行帯を走行することも含まれます」と丁寧に解説。学科教本に載っている正しいルールであることを明かしていました。
3年ぶりに行動制限のない夏。リフレッシュのためにお出かけしても、事故を起こしてしまえば台無しになってしまいます。正しい知識に基づいた運転を心がけたいですね。
(Hint-Pot編集部)