大自然の中、ドッグランの奥にあるプールに向かって駆けていく2匹のわんちゃん。その後ろ姿からは、今にも「わーい！　プールだ！」とうれしそうな声が聞こえてきそうです。ところが、プールの入り口に着いてみるとドアは閉まったまま……こちらを振り向き、「開いてないよ……」と訴えかけるような表情を浮かべる2匹の様子が、ツイッター上で8.8万件の“いいね”を集めて話題になっています。当時の様子について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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プールが大好きな2匹　思わぬハプニングに見せたシンクロ芸

　今回ツイッターで話題になったのは、お友達として仲良くしている2匹。ゴールデンレトリーバーの男の子で1歳の「ロビン」くんと、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルの女の子で7か月の「アル」ちゃんです。

　ロビンくんは抱っこが大好きな甘えん坊さんで、9歳になるお姉さんの「ルーシー」ちゃんと暮らしています。

　この日はルーシーちゃんとドッグランを訪れていたロビンくん。奥にあるプールに向かってアルちゃんと一緒にダッシュしました。「わーい！　プールだ！」と言わんばかりに勢いよく駆けていったものの、プールの柵が閉まっていて中に入れません。

　思わず2匹同時に振り向いて「開いてませんけど……」と悲しげな表情を浮かべる様子には、動画を撮っていた飼い主さんも爆笑してしまいました。

お姉さんわんこは「賢者ルーシー」　飼い主さんと後から合流

　ロビンくんたちは実のところ、同じ日の午前からプール遊びを満喫。ランチの後に再びプールまでまっしぐらに駆けた際、柵が閉まっていたという顛末でした。どうしてもプールに入りたい2匹たちは、少しうろうろしながら柵を開けてもらうのを待っていたようです。

　一方でお姉さんのルーシーちゃんは、一目散にプールに駆けていったロビンくんたちを冷静に見ていたそう。飼い主さんと一緒に、後から歩いてプールに向かいました。飼い主さんはそんなルーシーちゃんのことを「賢者ルーシー」と呼んでいます。

　飼い主さんが2匹の様子をツイッターに投稿すると、8.8万件の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「シンクロしすぎ」「がっかりがかわいらしいねえ」「コントみたい」など、わんちゃんたちのシンクロ芸に釘付けになった人たちの声が多数寄せられています。

　その後、すぐにプールの柵を開けてもらったロビンくんとアルちゃん。飼い主さんによると大好きなプール遊びを再開し、ドッグランで走ってはプールでクールダウンを繰り返していたそうですよ。無事に遊ぶことができて本当に良かったですね。

○取材協力：Lucy＆Robin GR（@februarybunny）さん

（Hint-Pot編集部）