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“存命中の最高齢の犬”でギネス記録の小型犬 訃報に世界が沈痛 「天使よ、安らかに」
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種類にもよりますが、犬の平均寿命は14歳程度とされています。飼い主であれば、愛犬にいつまでも長生きしてほしいと心から願うでしょう。米国には“存命中の最高齢の犬”としてギネス世界記録に認定されたトイフォックステリアが。ところが先日、残念ながらこの世を去りました。ギネス世界記録公式サイトが訃報を伝えています。
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2000年に米ニューヨーク州で誕生 10年前から食べ物を替えて健康維持
ギネス世界記録公式サイトによると、“存命中の最高齢の犬”の記録を持っていたのはトイフォックステリアの「ペブルス」ちゃん。米サウスカロライナ州で暮らすボビー・グレゴリーさんとジュリーさん夫妻に見守られながら、現地時間10月3日午前8時16分にこの世を去りました。22歳6か月でした。
2000年3月28日にニューヨーク州ロングアイランドで誕生したペブルスちゃん。生前は夏とカントリーミュージックが大好きだったそうです。2012年からは、獣医の勧めで食事を動物性タンパク質がより多く含まれているキャットフードに切り替えるなどして健康維持に努めていたとのこと。
そんなペブルスちゃんが“存命中の最高齢の犬”としてギネス世界記録に認定されるきっかけとなったのは、それまでの記録を保持していたフロリダ州で暮らすチワワ「トビーキース」くんに関する報道をグレゴリー夫妻が知ったことでした。2人はニュースを見て、「ペブルスは彼(トビーキースくん)より年上だから記録を塗り替えられるのでは」と思ったそうです。そして、ジュリーさんがギネス世界記録の申請を出すと、“存命中の世界最高齢の犬”として認定されました。
ペブルスちゃんの訃報は米国以外でも伝えられるなど、大きな話題に。また、米雑誌「ピープル」の公式インスタグラムが、ペブルスちゃんの写真とともにこのほど亡くなったことを伝えると、コメント欄には「何てかわいい子で長生きだったんでしょう。彼女がいなくてすごく寂しくなりますね」「ご家族は愛犬とこんなに長く一緒にいることができて、幸せでしたね」「ああ、何て悲しいこと」「かわいい天使よ、安らかに」など、お悔やみの言葉が相次いで寄せられています。
ジュリーさんはこの度の愛犬の訃報について、「彼女は生涯にただ“1人”のかけがえのない存在でした。彼女をペットとして家族として迎えられたことは私たちの栄誉なんです」と報道発表でコメント。苦しい胸の内を明かしています。
(Hint-Pot編集部)