10月31日（月）はハロウィン。どんな仮装をしようかウキウキと考えている人も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、ひと足お先に素敵な仮装を披露した黒ねこちゃん。黒い翼が付いたカチューシャを体につけた姿は、まるで物語から飛び出してきた“使い魔”のようです。ツイッター上で何と24.2万件もの“いいね”を集めた写真について、飼い主の霜島ケイ（@simojimakei）さんに詳しいお話を伺いました。

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「うちの子に似合いそう」とカチューシャを購入

　真っ黒な毛並みが美しい1歳の男の子「ポー」くん。ハワイ語で「夜」を意味する「Po（ポー）」がお名前の由来です。ひとひねりある理由は、飼い主の霜島ケイさんが数々の人気シリーズを持つファンタジー系作家さんだからなのかもしれません。

　霜島さんは里親募集をきっかけに保護ねこだったポーくんをお迎えしました。普段のポーくんはとにかく甘えん坊。霜島さんの体にいつもすりすりしてきたり、ゴロゴロとのどを鳴らしたりしているそうです。

　ある日、霜島さんは100円均一ショップで、コウモリのような黒い翼が付いたカチューシャを発見。すぐに「これ、うちの子に似合うのでは？」と思い、購入を決めました。

　購入後に早速“試着”してもらうと、カチューシャと翼の黒色がポーくんの被毛と一体化し、本当に翼が生えているかのような姿に！　ファンタジー作品に登場するかわいい魔物に変身してくれました。

キョトンとしていて嫌がる様子はなし　当日も期待できそう？

　そこで霜島さんは後日、この姿を改めて撮影。その写真に「思ってた以上に“使い魔”っぽい……」というメッセージを添えて、ツイッターに投稿しました。ちなみに“使い魔”とは、魔女や魔法使いなどが能力を使ってアシスタントのようにする動物のこと。上目遣いでカメラを見ている表情やお座りのポーズは、ご主人様の命令を聞いているようにも見えますね。

　公開された写真は、何と23万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「黒ねこは黒ねこにしかない独特のかわいさがある」「ぬいぐるみのよう！」「悪魔だ……私の心を奪っていった……」「こんなかわいい“使い魔”ならぜひお招きしたい」「ラノベやアニメとかに出てきそうな使い魔ちゃん」「人語しゃべりそう！」「魔界の扉が開かれるぅー」など、魅了された人たちからの声が続々と寄せられています。

　また「はっ！　うちの黒ねこにも装着させねば！」「買いに行きたいです。うちの黒ねこちゃんにも」と、今年の仮装テーマを決めたという声も。早速トライしたねこちゃんたちの写真もずらりと並んでいました。

　ちなみに霜島さんによると、カチューシャをつけている時のポーくんは嫌がる様子がなかったそうです。

「写真を撮っている間、別のおもちゃで気をそらせていたせいもありますが、キョトンとしていて嫌がる様子はありませんでした。つけたのは、購入した日と投稿した写真を撮った日だけです。しばらくハロウィンまでしまっておきます。実はもう1匹、我が家には三毛ねこがいるのですが、こちらは装着してもらう前に逃げられてしまいました」

　ハロウィンまであと少し。当日もポーくんは“使い魔”に変身してくれるのでしょうか。また、ポーくんの姿が大反響を呼んだおかげで、他の黒ねこちゃんたちも気合の入った仮装を見せてくれるかもしれませんね。

（Hint-Pot編集部）