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ドアミラーをたたみっぱなしの人も…自動車学校が教える角度の目安に感謝の声「なるほど」
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車を運転する時に大きな役割を果たしてくれるのがドアミラー。車線変更や右左折の際には、目視に加えてミラーでも周囲の安全をしっかり確認することで、事故を防止することができます。ただ、意外と難しいのがドアミラーの角度調整。どのようにすればいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。そこで烏山自動車学校(栃木県那須烏山市)は23日、公式ツイッター(@KarasuyamaDS)で「調整の目安」を投稿。感謝の声が続々と集まっています。
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正しい角度のミラーに映り込む道路や車体の割合は
運転席に座り、発進する前にやるべきことといえばドアミラーの調整です。マイカーであれば見やすいように固定されているかもしれませんが、レンタカーなどではシートの位置を調整した後、周囲の状況を確認しやすいようにミラーの角度を変える必要があります。
では、ドアミラーの角度に“正解”はあるのでしょうか。烏山自動車学校の公式ツイッターは、「進路変更する時や巻き込み確認などドアミラーを適切な位置に調整しておくことは安全確認をするうえでとても重要なんだ」と投稿。普通自動車が前進する場合の調整目安を分かりやすい写真で解説しています。
まずは縦の角度について。ミラーの縦幅に対して「約1/2~2/3くらい道路が映る」状態が理想的だそうです。ミラーの中で道路または空の占める割合が明らかに多ければ、角度としては正しくないことになります。
一方、横の角度はミラーの横幅に対して「約1/4くらい車体が映る」状態が良いそう。こちらも車体の占める割合が多すぎれば、調整する必要があります。
なお、いずれも「基本的な調整は左右対称」になるそうで、運転席側も助手席側も縦横両方を同じ角度に設定すれば、どちらのドアミラーでも安全確認をしやすくなるでしょう。
感謝の声が続々 驚きのリプライも
交通安全を呼びかける実演写真や動画で、毎回注目を集める烏山自動車学校の投稿。今回も反響を呼び、ドライバーからは感謝のコメントが続々と届いています。
リプライ(返信)には「これを教えてくれる人が、誰一人としていませんでした!(号泣!)」「なるほど! ミラーにもベストポジションがあるんだ」「この位置だと隣の車線の状況も、自車の後輪の位置も分かりやすい」「これいつも迷う(悩む)んですよね笑」といった声が。
また、「他の車を運転する機会が多いんですが、“明後日の方向”に向いている車も多いですね。ミラー見てないんでしょうか」というコメントに対しては、烏山自動車学校が「中にはドアミラーをたたみっぱなしで運転している人もまれに見かけますね」と恐ろしすぎる実例を紹介する形で返信しています。
安全運転のためには、ミラーで周囲の状況を確認することが不可欠です。角度を正しく調整し、必要に応じてミラーを見る癖をつけたいですね。
(Hint-Pot編集部)