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「アニメみたい」 満艦飾に彩られた護衛艦 海上自衛隊が公開した一枚が話題
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全国旅行支援の実施もあり、秋の行楽シーズンはさまざまな場所でイベントが開催されています。海上自衛隊は11月6日(日)に「令和4年度国際観艦式」の開催を予定。本番を前に防衛省海上自衛隊の公式ツイッター(@JMSDF_PAO)は、満艦飾で彩られた護衛艦の写真を公開しました。迫力満点の様子に、感動の声が上がっています。
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国際観艦式の開催は7年ぶり
「観艦式」の起源は何と1341年。防衛省のウェブサイトによると、英国王のエドワード3世が英仏戦争で艦隊を率いて出撃する際、その様子を観閲したことが始まりとされているそうです。日本では1868(明治元)年に大阪の天保山沖で行われたものが最初といわれており、海上自衛隊としては1957(昭和32)年から毎年開催と一時中止期間を経て、1981(昭和56)年からは3年に1度挙行されています。
海外の海軍艦艇が参加する「国際観艦式」は平成14(2002)年、海上自衛隊創設50周年に伴って初挙行。2019(令和元)年に予定されていた「令和元年度自衛隊観艦式」が台風の影響で中止になったため、今回の「令和4年度国際観艦式」は2015年(平成27)年以来7年ぶりの「観艦式」であり、20年ぶり2度目の「国際観艦式」です。
挙行に向け、防衛省海上自衛隊の公式ツイッターは29日、美しい旭日旗や色とりどりの万国旗が施された護衛艦の写真を公開。「満艦飾で彩られた護衛艦が並ぶ姿は圧巻 満艦飾は、建国記念日・天皇誕生日・自衛隊記念日そして観艦式を行う日などに祝意を表すために行います」とメッセージを添えました。
この投稿は7500件以上の“いいね”を集め、リプライ(返信)には「素敵!」「伝統と歴史、栄光の軍艦旗が美しい」「アニメみたいでかっこいいです」「圧巻ですね 素晴らしい」など、満艦飾に感動する人の声が続々と寄せられています。
イベントでは楽しい催しが盛りだくさん
11月6日に相模湾沖で挙行される「令和4年度国際観艦式」ですが、海上自衛隊の任務遂行と新型コロナウイルスの感染対策から無観客での実施に。ただし、式の様子は海上自衛隊公式ウェブサイトとYouTubeチャンネルでのライブ配信で観ることができます。
また、10月29日(土)~11月13日(日)までは、式を盛り上げる「フリートウィーク」に。パレード(神奈川県横須賀市)や海上自衛隊の広報イベント(神奈川県横浜市)などが開催される予定です。ただし残念ながら、国際観艦式参加国音楽隊による演奏会は受付が終了しています。
イベント期間中は、横須賀(吉倉地区・船越地区)と木更津新港、横浜新港、横浜港大さん橋など複数の場所で艦艇の一般公開も行われます。さらに外国艦艇の一般公開も予定されているそうです。どこでどの艦艇が公開されるかなど詳細は海上自衛隊の公式ウェブサイトで確認を。実際に目の当たりにすることで、普段味わうことのできない興奮と感動を体感できるはずです。
(Hint-Pot編集部)