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「一度やってみたかった!」 海上自衛隊が甲板上で作った目玉焼きに1.9万人が驚嘆

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

護衛艦の甲板で目玉焼きは作れるのか…?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
護衛艦の甲板で目玉焼きは作れるのか…?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 猛烈な暑さのピークが過ぎ、気温も少しずつ下がって秋らしくなってきました。しかし、地域によってはまだまだ暑さを感じるところも。海上自衛隊護衛艦隊の公式ツイッター(@JMSDF_EF)は、インド洋に派遣され、インド洋や中東海域での海賊対策や日本関係船舶の安全確保などを行う護衛艦「はるさめ」での1コマを紹介。気温の上昇で熱くなった甲板上で目玉焼き作りに挑戦し、1万件を超える“いいね”を集めるなど、反響を呼んでいます。果たして目玉焼きは作れたのでしょうか?

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上甲板の表面温度は68度 アルミホイルを敷いて卵を割ってみると…?

「あまりに熱いので、甲板で目玉焼きを焼いてみました!!」

 海上自衛隊護衛艦隊の公式ツイッターが写真とともに投稿したのは、こんな一言。甲板とは、船の上部にある床面のことです。今回、挑戦の舞台となったのは、護衛艦「はるさめ」の甲板上。公開された写真には、甲板にアルミホイルを敷き、その上に卵が2つ割られたものと甲板上の気温を示した温度計、表面温度が表示された画像が写っています。

 温度計が示す時刻は午後1時15分。太陽の位置が高い時間帯でもあり、甲板上の気温は約46度となっています。そして、表面温度を写した画像には68度という表示が。甲板の上がどれほど暑いかを伝えるように、写真に付け加えられた「上甲板表面温度」「甲板上の気温」の文字はふにゃふにゃにゆがんでいます。

 そしてアルミホイルに割られた2つの卵は、太陽の熱を吸収してアツアツになった甲板の上で、おいしそうな半熟の目玉焼きになっています。白身にも黄身にも程よく熱が通っていて、見た目もきれいです。ちなみに、卵が固まり始める温度は、一般的に白身が60度前後、黄身が65度~70度前後とされています。

 これには海上自衛隊護衛艦隊も「#いい具合に半熟」と大満足。投稿には1.9万件もの“いいね”が集まり、リプライ(返信)には「恐るべし、炎天下の甲板」「甲板目玉焼きおいしそうです」「おおっ!! 一度はやってみたいやつ(笑)」「エコに優しい調理」「ユーモアを忘れぬ姿勢、グッジョブ!!」と隊員を称える声の他、「熱中症に気をつけてください」「毎日のお勤め、ご苦労様です」など、労いの言葉も続々と寄せられています。

 また、船上で潮風にさらされた中での調理ということもあり「塩味付きそう」という声も。さらに、「醤油でいただきましょう」「塩に決まっているだろ」「ポン酢派」など、“目玉焼きの食べ方論争”にまで勃発しています。

 海上自衛隊護衛艦隊の公式ツイッターでは隊員たちの訓練や活動情報の他、船の中で料理をする様子も度々公開されています。しっかり栄養を摂って、暑さに負けずにこれからも日本の平和と海上交通安全を守ってほしいですね。

(Hint-Pot編集部)