どうぶつ
アヒル口の柴犬に大反響 シュールな姿の理由は拾い食い防止 「これ欲しいかも」の声も
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愛犬との散歩で注意すべきことの一つが、道端に落ちているものの拾い食い。特に子いぬは好奇心旺盛なため、石やいぬが口にしてはいけない食べ物などに反応しがちです。今回ご紹介する生後9か月の黒柴も、拾い食いのクセがなかなか直りません。そこで飼い主さんがある対策をしたところ、その姿がシュールすぎるとツイッター上で話題になっています。9.1万件もの“いいね”を集めた写真について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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「テンションは天と地の差」 実は散歩時の拾い食い防止カバー
黒柴の女の子「みかん」ちゃんは、好奇心旺盛な生後9か月。家族会議の末に決まったかわいいお名前は、親しみやすいものにという思いが込められています。
注目を集めた写真は、おうちの玄関先で撮影された一枚です。アヒル口をモチーフにしたシリコン製のカバーを口に着け、ちょっと不満そうな上目遣いで飼い主さんを見つめています。ハロウィンに合わせたコスプレのようにも見えますが、飼い主さんによると実は散歩時の拾い食いを防止するためのカバーです。
「初めての時はちゃんと着けてくれず、外してくれという視線がすごかったです。今でもどうにか外そうと変な動きをすることが多く、なかなか散歩が進みません。テンションは天と地の差です」
拾い食いが原因で急性大腸炎に…苦肉の策としてアイテムに頼ることに
しかし、みかんちゃんが嫌がっても絶対に着けなくてはならない理由があります。みかんちゃんは毎日、1回あたり40~50分のお散歩を朝夕の2回行っています。まだ幼く好奇心いっぱいのみかんちゃんは道端に落ちているものに興味津々で、何でも口に入れてしまうクセがありました。
「拾い食いをやめさせようとしつけに試行錯誤していましたが、そんなある日、カエルの死骸を食べてしまい、ひどい下痢をして急性大腸炎(カンピロバクター)になってしまったんです。それを機に『これは根本から変えてかないとダメかもしれない』とカバーの購入に至りました」
何かいいアイテムはないかと探していたところ、このアヒル口の防止カバーを発見。ツイッター上で公開された着用時の姿は、9.1万件もの“いいね”を集めました。
リプライ(返信)には、「これ欲しいかも」「うちの子も散歩で拾った小枝や石食べて、開腹手術しました」「うちにも同じ生物がいます」「我が家のわんこも破壊王と呼ばれた子いぬ時代にお世話になりました」「うちの子も家でいたずらモードの時に着けてます」など、愛犬家からの声が続々。
また、「恐らく車力の巨人かと」「『セサミストリート』のあれに似てる」「ものすごくキメ顔してるように見えるのに口元はファンシー」「遠い目してるのが何ともいえない感じで良き」「誤飲防ぐための大事な道具なのにラブリーでヤバイです」など、みかんちゃんのシュールな姿を絶賛する声も多数ありました。
1月1日に1歳を迎えるみかんちゃん。「とにかく楽しく過ごしてほしいと思います。いっぱい一緒にいたいですね」と飼い主さんは語ります。早くカバーなしでのお散歩を楽しめるようになるといいですね。
○取材協力:黒柴みかん(@kuroshibamikan)さん
(Hint-Pot編集部)