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元夫と愛犬の親権裁判に アルコール依存症で断酒継続中の米セレブが現在の心境を吐露

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

左が元夫のマシュー・ローレンスさん。右が米有名ダンサーのシェリル・バークさん【写真:Getty Images】
左が元夫のマシュー・ローレンスさん。右が米有名ダンサーのシェリル・バークさん【写真:Getty Images】

 ペットを飼っている夫婦が離婚をし、どちらが引き取るかで争いになるケースが近年増えているといいます。現在の日本の法律では、ペットはあくまで「物」とみなされるため親権や養育費の対象にはなりません。しかし米国では、ペットの親権や面会交流権、養育費用の負担割合などを決めるために裁判に発展する夫婦も少なくないそう。米国の有名ダンサー、シェリル・バークさんも、約3年婚姻していた夫との離婚が今年成立。しかし、愛犬の親権をめぐる話し合いは続いており、その心情を赤裸々に吐露して話題になっています。

 ◇ ◇ ◇

元夫で俳優のマシュー・ローレンスさんと今年9月正式に離婚

 シェリル・バークさんは、米国の人気リアリティ番組「ダンシング・ウィズ・スターズ」で2度の優勝経験を持つトップダンサー。2017年には、フィギュアスケーターの高橋大輔さん(※高ははしごだか)とダブル主演のショーを開催し、日本でも注目を集めました。

 プライベートでは、2019年に俳優のマシュー・ローレンスさんと結婚。しかし今年9月には、約3年間の結婚生活に終止符が打たれました。バークさんは離婚原因などの詳細を明かしていませんが、愛犬のフレンチブルドッグ「イザベラ」の親権を争う裁判が行われる可能性があることを告白しています。

 そして、この3年間気分の浮き沈みがいかに激しかったか、アルコール依存症で4年前から断酒をしている自分にとってイザベラの存在がいかに大切なものだったかを思い返し、「イザベラのいない人生は考えられない」という切ない思いを10枚の画像に綴り、インスタグラムに投稿しました。

アルコール依存症や犬への愛を綴り応援や称賛の声が

「離婚が公になり、ベッドに隠れていたい日々が続きました。ウォッカソーダで感情をマヒさせるというアイデアにすごく魅かれたこともありました。でも、イザベラがたくさんのエネルギーを与えてくれます。毎日何回も散歩に連れ出してくれるのです。私と散歩するのが大好きなんです。24時間、いつだって彼女が隣にいない人生は正直想像できません」

 投稿は話題になり2.3万件もの“いいね”が集まっています。また、コメント欄にはセレブ友達やファンから応援の声が殺到。

「あなたをとても誇りに思います……。断酒するということは、すべての感情と向き合い、最終的に自分自身を変えるのを助けるスキルを学ぶこと。それはとても困難なことです!」「シェアしてくれてありがとう」「4年間(の断酒)おめでとう」など、アルコール依存症と戦うバークさんの率直な思いは、多くの人に勇気を与えました。

 その投稿によると、イザベラは元々バークさんの愛犬で、元カレからプレゼントされた犬なのだそう。しかし、ローレンスさんが訴えを取り下げない限り、裁判は避けられないようです。果たして幸せな日々を続けることができるのでしょうか。

(Hint-Pot編集部)