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12年連れ添った愛犬の死 米有名俳優が2か月以上経って公にした理由とは
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米有名俳優が12年間連れ添った愛犬を喪い、その悲しみを赤裸々に告白したことが米国で話題になっています。インスタグラムの投稿には、愛犬のフレンチブルドッグが子犬だった頃の姿や、さまざまな場所に一緒に行った思い出など、たっぷりの愛が詰まった動画を添付。死から2か月以上経って公にした理由なども明かしています。
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5月に愛犬を亡くしたことを告白したドニー・ウォールバーグさん
1980年代後半から90年代前半にかけてヒットを連発し、解散までに8500万枚以上のセールスを記録した米ポップグループ「ニューキッズ・オン・ザ・ブロック」。その後、2008年に再結成し、今年5月10日からは米国内ツアー「ミックス・テープ」が2か月以上にわたって行われていました。
メンバーの1人で俳優としても活躍するドニー・ウォールバーグさんは、ツアー終了から5日後の7月28日に、愛犬のフレンチブルドック「ランピー」くんを亡くしていたことをインスタグラムで告白。ツアー中には珍しいオフ日だった5月18日に息を引き取ったと明かしています。
ランピーくんは、12年前にドニーさんの長男イライジャさんの説得で家族に迎え入れられました。それからというもの、ドニーさんの撮影現場やツアーにも常に帯同し、飛行機、列車、船、自動車など、一緒にたくさんの乗り物にも乗ってきました。そのため、ファンや関係者の間でも有名な存在でした。
しかし、今回のツアーには帯同することができず、いつもドニーさんの周りを遊び回っているランピーくんがいないことを周囲の人は寂しがり、何度も様子を尋ねてきたといいます。その度に、ドニーさんはあえて会話を避けてきました。
愛犬ランピーくんを悼むより称えてほしいと呼びかけ
愛犬の死から2か月以上経って報告した理由について、ドニーさんは「ミート&グリート(ファン交流会)やコンサートなど、(ファンの方たちと)一緒に過ごす時間が喜びと幸せに満ちたものになるようにと考えたから」と説明しています。また、いかにランピーくんが忠実な相棒であったかを振り返りました。
ドニーさんが報告とともに公開した動画には、ランピーくんが子犬の時のかわいらしい姿や家族とふれあう写真、海辺で戯れたり飛行機の搭乗口に鎮座したりするお茶目な様子など、たくさんの思い出が詰め込まれています。
そして、「どんな絶望の時でも常に感謝を探そうとする人間にとって、その姿勢は変わりません。泣きながらこの文章を記していますが、私の傷付いた心は感謝の気持ちに変わりました」と綴ったドニーさん。「私は今日、ランピーを悼むのではなく、彼の思い出を称えます。皆さんもぜひそうしてください」と呼びかけています。
この投稿に注目した米メディア「カントリーリビング」は、「傷心の知らせを発表したドニー・ウォールバーグをサポートするファンであふれ返る」との見出しで特集しています。
投稿には6.8万件もの“いいね”が寄せられ、多くのセレブが反応しました。また、ファンからも「オーノー! ドニーさん残念でしたね。今日もたくさんの愛を送ります」「ドニー、あなたとあなたの家族のことを、今日も私は考えています/祈っています。私は最上級の、心からのハグを送ります。そして、今日はあなたと一緒にランピーの思い出を称えることを約束します」「美しいトリビュートね。この度はご愁傷様です」など、お悔やみの言葉が殺到しています。
(Hint-Pot編集部)