どうぶつ
「ねこなのに狸寝入り」 病院で石化するタイ在住の元保護ねこに大反響
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ねこちゃんの動物病院嫌いは、どうやら万国共通のようです。今回ご紹介するねこちゃんはタイ在住。病院に来たものの、リュックサックの中で丸くなってしまいました。飼い主さんが優しく体を撫でたり、耳を触って呼びかけたりしても微動だにしません。“鉄の意志”すら感じる様子ですが、いつものことなのだそう。ツイッター上で14万件超の“いいね”を集めた動画やねこちゃんとの出会いについて、飼い主のもたちの(@alo3571)さんに詳しいお話を伺いました。
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タイ在住のもちくん 病院での“石化”はおなじみの光景
推定2歳4か月の男の子「もち」くんは元保護ねこ。大好きなもたちのさんと一緒にタイで暮らしています。保護当初は「ニャロメ」と呼ばれていましたが、もたちのさんの同僚のタイ人には発音が難しかったため、現在のお名前になりました。ちなみにタイでは、同居する動物に日本の食べ物の名前を付けることがよくあるそうです。
今回話題になった動画が撮影された日、もたちのさんはもちくんに年1回の予防注射を受けてもらうため動物病院へ。しかし到着するやいなや、もちくんはリュックの中で丸くなり、完全に顔を隠してしまいました。
もたちのさんは優しく名前を呼びかけながら、もちくんの体をポンポンと叩きます。けれど、もちくんはピクリとも動かず。どんなに名前を呼んでも体を撫でても動かない姿は、「僕は石です。どうぞ放っておいて……」とでも言いたげです。
「病院に行くといつもバッグの中にこもってしまうんです。この時はすぐ診察室に通されたので、5分ほどだったと思います。そのまま診察台にリュックを乗せて運び、お医者さんと一緒に引っ張り出しました」
もたちのさんがこの様子の動画をツイッターで公開すると、何と14.5万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「絶対に出ないという、固い意志(石)www」「これは茶色いしましまの漬け物石……」「動かざること石のごとし」「ねこなのに狸寝入り」など、さまざまな声が寄せられています。