出会いは雨の降る夜　今では立派に成長！

“リュック籠城事件”の後、無事に注射を終えたもちくん。頑張ったご褒美にチューブ型のおやつをもらえたそうです。

　そんなもちくんとの出会いは、雨が降る日でした。何と、水たまりの中で泥だらけになっていたのだとか。

「最初は『住んでいるコンドミニアム（日本のマンションに相当）の駐車場に子ねこがいる』という情報だけ耳にしました。その日の夜、雨が降ってきたので少し心配になり、様子を見にいくと子ねこの鳴き声が聞こえてきたんです。探してみると水たまりの中で泥だらけになっていたので、慌てて家に連れて帰りました」

　発見時のもちくんは、片手に収まるハツカネズミくらいのサイズ。目も開いていませんでしたが、残念ながら動物病院は診察を終えた時間でした。そこで、まずは体を乾かしてあげてから、次の日の朝一番に病院へ。

「ねこ用のごはんの用意などももちろんなかったので、朝に病院へ行くまでの間は、死んでしまうのではないかと気が気ではなかったのを覚えています」

　もたちのさんは元々いぬ派だったそうですが、もちくんと出会ってからはすっかりねこちゃんの魅力に目覚めたそう。ちなみに、今回のもちくんは石になっていますが、ツイッターアカウントでは液体になった様子も紹介されています。また、趣味で描いている漫画「100日後に立つネコ」は毎日19時に更新中。こちらも人気を集めています。

（Hint-Pot編集部）