漫画
愛犬が散歩中にじっと見つめてきた理由 エッセイ漫画に共感殺到「すごい分かる」
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わんちゃんにとってお散歩は至福の時間。シッポをぶんぶん振り、ご機嫌に歩く愛犬を見ているだけで幸せな気持ちになります。そんなほっこりする場面かと思いきや……愛犬をちょっとしたハプニングが襲い、疑いの目を向けられたという飼い主さんが描いたエッセイ漫画が、ツイッターで3万件を超える“いいね”を集めています。疑われた理由とは何だったのでしょうか。作者のヤシンさん(@Y_ashi_n)さんに詳しいお話を伺いました。
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上機嫌でお散歩をしていたけれど…
イラストレーターのヤシンさんは、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの女の子「犬ちゃん」と一緒に暮らしています。ツイッターで公開している、犬ちゃんとの平和な日常を描いた漫画は大人気。過去には、長い垂れ耳の犬ちゃんならではの食事スタイルを描いたエピソードが話題となりました。犬ちゃんのエッセイ漫画を集めた単行本「うちのキャバリアは番犬にならない」(KADOKAWA刊)も絶賛発売中です。
今回ご紹介するのは、「何もしてないって」と題された、犬ちゃんとのお散歩中の出来事を描いた漫画です。シッポをぶんぶんと振り、まるで「ランラーラランラーン」と鼻歌を口ずさんでいるかのように、テンションMAXな様子の犬ちゃん。ヤシンさんはそんな犬ちゃんを「ご機嫌だな……」と見守っています。すると次の瞬間……。
「ブン ビシッ」
犬ちゃんの背中に衝撃が走りました。何と、ぶんぶんと振っていたシッポで自分の体を叩いてしまったのです。バッと振り返り、後方を確かめる犬ちゃん。自分で自分を叩いてしまったことにはまったく気づいていないようで、リードを引くヤシンさんをじっと見つめます。
「……? いまだれか いぬをたたいた……?」
犬ちゃんのその表情は、「叩いたよね?」と疑いをかけているようにも。ヤシンさんは衝撃を与えた正体を教えてあげますが、犬ちゃんはじっと見つめたまま。そんなお茶目な犬ちゃんに、ヤシンさんは冷静なツッコミを入れるのでした。
かわいらしさとシュールさが絶妙に描かれた作品は、ツイッター上で3.4万件もの“いいね”を集め、大反響となりました。リプライ(返信)には、「あなたですよね?」「やったの? やったでしょ?」といった犬ちゃんの心の声を代弁する人や、「静電気で犬氏とバチッとなった時私もにらまれたな……」「自分のミスを、近くの人のせいにしてにらんでくるのすごい分かります」など、同じ経験を持つ愛犬家からの共感の声も寄せられています。
無実の飼い主を疑うわんこは意外と多い?
愛嬌たっぷりな犬ちゃん。ぶんぶんとシッポを振ることはあっても、体に当たってしまうことはあまりないそう。普段の様子などについて、ヤシンさんに伺いました。
Q. 犬ちゃんは、その後お散歩ではどんな様子でしたか?
「少しの間足を止めていましたが、またすぐご機嫌に散歩を再開しました」
Q. 漫画のように、犬ちゃんがヤシンさんをじっと見つめるシチュエーションはよくありますか?
「家の外から大きな物音がしたり、犬が自分でどこかにぶつかったりした時に『何かした……?』というような視線を向けられることはあります」
Q. 犬ちゃんから疑いの目を向けられた時はどのように対応していますか?
「『違うよ』と言っています。けれど、恐らく伝わっていないと思います……」
Q. 印象に残っている読者からのコメントなどあれば教えてください。
「『分かる!』『静電気で同じことが起きた』など共感のコメントをいただきました。どこのおうちのわんこも、無実の飼い主を疑うことがあるんだなと微笑ましい気持ちになりました」
(Hint-Pot編集部)