鼻と足を真っ黒にした白い子いぬ。見た目はまるでホッキョクグマのようですが、生後68日のグレートピレニーズです。真っ白な被毛を泥だらけにしてうれしそうに駆け寄る姿は、ツイッター上で3万件近い“いいね”を集め話題になっています。当時の様子やグレートピレニーズとの暮らしについて、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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現在は3歳のシンバくん　生後68日頃のやんちゃな姿が話題

　現在3歳1か月になった「シンバ（Simba）」くんは、グレートピレニーズの男の子です。

　今回話題になった、泥遊びをしているシンバくんの写真は、生後68日頃のもの。庭のつくばいの手前にあるため池で夢中になって遊び、鼻と足は泥で真っ黒になっています。ふと、飼い主さんが見ていたことに気づいたシンバくん。泥のついたおかおで、うれしそうに飼い主さんめがけて駆け寄ってきます。

「子いぬってのはこういうやつだ」とメッセージを添えた、その時の写真がツイッターで公開されると2.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「こういう時に限って呼んでもいないのに従順に寄ってくるんですよねぇ（笑）」「かわいすぎて怒れませんねw」「キュン死しそう、かわいい」など、あまりのかわいらしさに多くの声が寄せられました。

鼻も足も泥で真っ黒になるほど泥遊びを満喫

　この後しばらく泥遊びを楽しんだシンバくんは、飼い主さんにシャンプーをしてもらいました。汚れが落ちてふわふわの毛並みになったシンバくんでしたが、向かった先は庭。何と再び泥遊びをしに行ったので、飼い主さんは慌ててストップをかけたそう。よほどお気に入りの遊びだったのでしょう。

　4代のグレートピレニーズと暮らすお母さんの影響もあり、超大型犬と長い時間を過ごしてきた飼い主さん。シンバくんは飼い主さんにとって2代目だそうです。

「超大型犬は小型犬や中型犬に比べて成長が遅いため、3歳くらいまでは子いぬだと考えて接しています」という飼い主さん。現在、シンバくんは3歳1か月。それまでの子いぬらしい行動がなくなり、別のいぬのように賢くなっていると感じているそうです。

　グレートピレニーズの魅力について聞くと「いぬらしさはあまりない犬種です。独立心が強く、人間の指示ではなく自分で考えて行動するのを良しとするので、人間顔負けの知能があります。包み込んでくれるような安心感と包容力を持っているので、恋人のような愛しさが最大の魅力でしょうか」とのことです。