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爪楊枝に溝がある理由 勘違いしている人が続出「滑り止めかと」
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爪楊枝の持ち手部分には溝がありますよね。持ちやすいように滑り止めとしてつけられているという説や、溝部分から折り取って箸置きのように使うといった説も。しかし、国産の爪楊枝製造会社によると、どれも間違っているようです。ツイッター上で驚きの声が上がっています。
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こけしを模したデザインという説が有力
ツイッターのハッシュタグ「#いいにくいことをいう日」を付けて話題の投稿を行ったのは、国産爪楊枝製造会社の菊水産業株式会社の公式ツイッター(@kikusui_sangyo)。
ツイートによると、「国産爪楊枝製造業してますって言うと『この溝って折って箸置きみたいに使うんでしょ?』って95%くらいの確率でドヤ顔で言われる」そう。同社はそれを否定。そして、その正体を明かしました。
爪楊枝の溝の正体は何と……「ただの飾り」。投稿は反響を呼び8000件を超える“いいね”が。またリプライ(返信)には、「……箸置きみたいに使うってどっかで聞いてそう思ってたわ~」「そうだったのか!!!」「爪引っかけるところじゃ」「滑り止めかなと思っていました」「話のネタになります」などの声が寄せられ、初めて知った人も多かったようです。
「Hint-Pot」編集部調べによると、あの溝は昭和30年代頃にこけしを模してデザインされたそう。そのため楊枝の頭はこけしと呼ばれています。飾りなので、メーカーによって幅などつけ方には多少の違いもあるようです。
(Hint-Pot編集部)