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衣替えのタイミングはいつ? 夏アイテム「しまい洗い」の5つのコツ

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:大貫 和泉(ブライト)

衣替えのお悩みから「しまい洗い」 5つのコツを紹介

気になる黄ばみはしっかり落とす【写真:Hint-Pot編集部】
気になる黄ばみはしっかり落とす【写真:Hint-Pot編集部】

〇その1 黄ばみ「いつの間にか白いシャツに黄ばみが! 何が原因?」

 黄ばみの原因のひとつは、「洗濯しても落としきれず残った繊維の奥に蓄積した皮脂汚れ」です。そこで衣類をしまう前にえりや脇の下に液体洗剤を直接塗布してお洗濯するか、液体酸素系漂白剤と洗剤液中につけこんでからお洗濯し、しっかり繊維の奥に蓄積した汚れを落とします。
 

〇その2 ニオイ「きちんと洗濯してしまったのにインナーから嫌なニオイ! なぜ?」

 機能性インナーの素材である極細の化学繊維は、皮脂汚れに含まれる液状の汚れ(オレイン酸)がつきやすく奥まで入り込みやすいので、ニオイが発生しやすいです。ニオイ対策には、収納する前に液体酸素系漂白剤と洗剤を活用して、 つけおき洗いで汚れを落としてからしまいましょう。
 

麻の素材はしわ予防も【写真:Hint-Pot編集部】
麻の素材はしわ予防も【写真:Hint-Pot編集部】

〇その3 しわ「たたんでいた衣類を広げたら、くっきりと折り目になったしわが…」

 しわになりやすい麻は、おしゃれ着用洗剤でやさしく洗って 型くずれやしわを軽減することも大切です。 麻のシャツなら洗濯の時に約30×33cm程度の洗濯ネットに たたんで入れ、弱水流コースで洗濯するとシワが少なく仕上がります。また収納で型くずれやしわを避けたいスーツ、スカート、 パンツなどは吊るして保管しましょう。
 

収納は直射日光の当たらないところで【写真:Hint-Pot編集部】
収納は直射日光の当たらないところで【写真:Hint-Pot編集部】

〇その4 色あせ「久しぶりに出したら衣類の色があせている。対策法は?」

 色あせは、普段の洗濯や外干しをしている時にも起こります。普段のお洗濯・しまい洗いにかかわらず、水道水の塩素による色あせ防止効果のある「おしゃれ着用洗剤」などを活用してお洗濯しましょう。外に干す時は、裏返したまま「陰干し」または「部屋干し」。また収納する時は、 直射日光の当たらないところで収納しましょう。
 

ニットは収納前に「しまい洗い」を【写真:Hint-Pot編集部】
ニットは収納前に「しまい洗い」を【写真:Hint-Pot編集部】

〇その5 虫食い「ニットをそのまましまったら虫食いの穴が…対策はあるの?」

 何度も着た衣類はもちろん、1度しか着ていない衣類でも、そのまま収納せずに必ず「しまい洗い」してから収納しましょう。食べこぼしや皮脂汚れが残っていると虫食いの原因になります。脇の下やえり・袖の汚れには「おしゃれ着用洗剤の原液」を、黄ばみや食べこぼしには「液体酸素系漂白剤」を直接塗ってから洗濯しましょう。

(Hint-Pot編集部)