この時期に欠かせないニットの衣類や小物。専用洗剤で手洗いできるものも多いですよね。でも、取り扱いに気をつけていたはずなのに、いつの間にか生地が伸びてしまうことも。元に戻す方法として有名なライフハックには、ドライヤーとスチームアイロンを使う方法があります。今回はこの2つを実際に試し、効果を検証してみました。

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ニットが伸びてしまう原因は？

　ニットが伸びてしまう原因として思い浮かぶのは、脱ぎ着する時などに引っ張りすぎてしまうこと。手を洗おうと袖口を肘の方に引っ張り上げると、伸びた状態になりますよね。でももう一つ、洗濯が原因になるケースも。「ニットは洗うと縮む」とよく耳にしますが、脱水時に力がかかりすぎると生地が引っ張られてしまうのです。

　また、水分を吸ったニットを干す時、その重みで襟や袖、裾が伸びてしまうことも。こうしたトラブルを防ぐには、洗濯用ネットや洗濯機の「ドライモード」を活用したり、平干ししたりなどの工夫が必要です。

　伸びてしまったニットはどこかだらしなく見え、着る時にテンションが下がるもの。「もう捨てちゃおうか……」と思ってしまいますが、そこで試したい復活法が2つあります。今回はその2つに加え、洗剤と柔軟剤で洗った場合も検証します。

【検証するライフハック2つ】
1. ドライヤーを使う方法
2. スチームアイロンを使う方法

【検証に使用するニット】
縦2センチ×横5センチに切ったものを手で引っ張り、横5センチを約9センチにする