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「ゼンブダメ」 一時停止違反“あるある”3パターン 自動車学校が強烈メッセージ
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交差点の手前など、車道で一時停止が必要な場所に引かれている停止線。その設置場所は警察庁の「交通規制基準」で「法令により停止する場所」とされています。ドライバーならまず守るべき重要なルールですが、徹底して守っているかといえば……? 車を使う機会が増える年末年始、烏山自動車学校の公式ツイッター(@KarasuyamaDS)は注意喚起を呼び掛ける動画を公開。「ゼンブダメ」という強烈なメッセージが添えられています。
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“何となく止まっている”ような素振り…ゼンブダメ!
道路交通法第43条で規定されている一時停止。法律では「車両等」と明記されており、オートバイや自転車も「交通整理が行なわれていない交差点又はその手前の直近において、道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前」で停止する必要があります。この停止する秒数は明記していませんが、まずは完全な静止が条件です。
とはいえ、歩行者がいない交差点などでは、徐行で“何となく止まっているような”素振りをする車両を見かけることが……。そこで改めて烏山自動車学校の公式ツイッターは一時停止の違反事例を動画で投稿し、注意喚起を行っています。
「ゼンブダメ」というシンプルなメッセージが添えられた動画には、違反の3例が順に収められています。最初は停止線の手前で速度を落としてはいますが、完全には静止せず、様子をうかがうように徐行しながらも停止線を通過。次は停止したものの、前輪が停止線の上にあり完全に越えています。最後は停止線を完全に無視し、そのままの速度で徐行もせずに通過するという論外のパターンです。
この動画は反響を呼び、リプライ(返信)には、「一時停止あるある」「全部普通におる
ちなみに3で母は突っ込まれた」「3番目が実状大多数いるせいで、最初の2台がヨシ! になってしまう怖い世界」など、日常でよく見かけるという声が。また、「一つ目は、停止ではなく徐行! 二つ目は、停止線を越えている! 三つ目は、まったく止まる気無し!! すべてアカンやね!!」と改めて一時停止の大切さを呼びかける声もありました。
「これくらい大丈夫だろう」の意識を一度持つと、気の緩みはどんどん大きくなるものです。取り返しのつかない事故を引き起こしてしまう前に、ルールをしっかり守るという必要最低限ながら最も重要な意識を今一度確認したいものですね。
(Hint-Pot編集部)