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衣類にワインをこぼした! 効果的な応急処置は? 洗濯時は洗剤選びを間違えずに
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年末年始は過ぎましたが、新年会や打ち上げ、接待や卒業・送別会など、宴会が行われる機会はこれから増えていきそうです。そんな時に気をつけたいのが、お酒の飲みこぼし。一般的に、時間を置くと変質したり、繊維内部に入り込んだりして取れにくくなることがあるといわれています。花王株式会社の公式ツイッター(@kao_attackjp)もこのほど、酒類の飲みこぼし汚れに対処するコツを投稿。ひねりの効いた言葉と合わせて話題になっています。
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うっかり飲みこぼしたワイン 酸素系漂白剤でより落ちやすく
ほろ酔い気分になってくると、グラスと口の距離感が掴めなくなったり、グラスを倒してしまったり、お酒をこぼして衣類を汚してしまうことがあります。そこで花王株式会社の公式ツイッターは、酒類による衣類の汚れに対処するコツを投稿しました。
「酒類の飲みこぼしの汚れは、洗濯すれば比較的落ちやすい水溶性の汚れが多いですが、時間が経つほどに色味が濃くなるため対処は早めが吉」
洗濯すれば落ちるとはいえ、ついてしまった汚れはできるだけ早く落とした方が良さそうです。また、一般的に汚れのタイプは大きく分けて2つ。体から分泌される汗や皮脂などによるものと、食べこぼしなど外的要素によるもので、性質はそれぞれ異なります。そのため、汚れの種類に見合った洗剤を使用することが大切です。
サッポロビール株式会社のワイン専門サイト「WINE OPENER」も、自宅で行うワインのシミ抜きに酸素系漂白剤や重曹、オキシドールの使用をすすめています。中でも「最も手軽でデメリットやリスクが少ない」とされているのは酸素系漂白剤です。
また応急処置としては、水で濡らしたティッシュなどでつまんで汚れを移し、乾いたハンカチで水分を取るという方法があります。いずれにせよ酒類による汚れは、帰宅後すぐに洗濯するのがベストのようです。
ちなみに花王株式会社のツイッター投稿は「飲みすぎは、時に記憶を真っ白に洗い上げる。ほどほどが吉」と締めくくられています。リプライ(返信)には「うまいこと言うなあ」「お見事っ」と称賛の声も寄せられていました。お酒をこぼして厄介なシミを作る前に、くれぐれも飲みすぎない心がけが大事といえますね。
(Hint-Pot編集部)