マウンティングされてる？　やりとりに違和感　「あんなに仲がよかったのになぜでしょう」

　その後も連日、友人達は子育てや旦那さんの愚痴などで盛り上がる中、亜樹さんはあまりコメントすることもないので、空気のように既読スルーを連発していたようです。

　しかし、その状況に気を遣ってか、友人のひとりが近況を尋ねてきたそうです。亜樹さんは正直に仕事で忙しい毎日を伝えました。すると、こんな返信が来たといいます。

「それわかるー！　そういえば私が仕事してたときも、休日出勤とかあって大変だったのよー」とか「私もあったー、なんか亜樹の話、懐かしい！」など。今度は自分達が働いていた10年以上も前の話で盛り上がられてしまったそうです。

「もしも結婚してなくて、子どももいなかったら、今ごろ私もバリバリ働いていたのに～」。

そしてまた旦那さんや育児の愚痴で、ますます盛り上がる3人。亜樹さんは「これって、マウンティングされている？」と感じたそうです。

「学生時代はあんなに仲が良かったのになぜなんでしょう。久々に顔を合わせるのを楽しみにしていたのですが、一連のやりとりの感じで、私が一緒に行っても話が合わずに浮きそうだし、みんなも楽しくないんじゃないかなと。こんなことならひとりで山に登っているほうがいいかなと思っています」

　学生時代は仲が良くても、年齢を重ねるごとに互いに環境も価値観も変わっていくもの。無意識に昔の仲間に自分の価値観を押し付けているかもしれないし、また押し付けられていることもあるかもしれません。

「もうあの時の関係とは違うのかなと思うと、切ないというか、悲しいというか……。女友達って仕方ないのでしょうかね」と亜樹さん。グループトークのメンバーもしんどくなってきたそうです。

（Hint-Pot編集部）