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実録・わたしの更年期 41歳「もう女じゃないの? 産めないの?」と夫に言われて

著者:和栗 恵

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更年期に悩む女性(画像はイメージ)【画像:photolibrary】
更年期に悩む女性(画像はイメージ)【画像:photolibrary】

 更年期は、一般的に「閉経前の5年間と、閉経後の5年間にあたる10年間」といわれています。閉経とは、卵巣の活動が次第に低下し、月経が永久に停止することで、簡単にいってしまえば「生理が終わるとき」。女性であれば「更年期」は避けられない道。しかし、多くの女性が「更年期障害」を軽んじていて、知らない間に自身の生活に支障をきたしている実態があるようです。41歳で閉経をし、夫と離婚した経験を持つ45歳の女性に話を聞きました。

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40歳過ぎて不妊治療へ そこで分かった「悲しい事実」

「更年期のせいで焦って結婚して、ソンした!」と、明るく語る千葉県在住45歳の会社員、佐々木潤子さん(仮名)。潤子さんが閉経を迎えたのは41歳のときのこと。40歳を前に経血の量が徐々に少なくなり、生理不順が続くようになっていたといいます。

 潤子さんは38歳になる年に急に結婚に焦るようになり、9歳下のご主人と趣味の関係で出会い、電撃結婚してしまったのだそう。夫はどこか頼りなく、不安がよぎる結婚だったそうですが、結婚してからの数年はとても幸せな毎日で、「子どもが早く欲しい」というご主人のために、不妊治療を始めたといいます。

「最初に行ったのは近所の産婦人科でした。その頃、責任の重い仕事を抱えていて忙しかったり、新居の準備だったり、私にかわいく甘えてくる主人の世話だったり、とにかくハードな毎日が続き、少し生理不順になっていたんですよね。先生から『まぁ、まだ大丈夫でしょう、気楽にがんばって!』くらいのことを言われ、夫に話したら、そのうち妊娠するだろうと」

 夫婦そろって「そのうち」と安心しきって過ごしていたそうですが、1年経っても2年経っても妊娠せず。ときどき、生理が来ないと思って妊娠検査薬でセルフチェックしても反応なし。生理がかなり遅れて来ることも。そのうち生理がどんどん不順に。40歳を過ぎてさすがに焦って不安に思った潤子さんは、不妊治療に特化したクリニックを受診しました。「実は生理不順だと思っていたのですが、どうも違かったようで……」

「最初に行った近所の産婦人科では、問診程度だったと思うのですが、このクリニックでは実に様々な検査を受けたんですよ。その結果『残念ですが、閉経だと思います。それに伴って、骨粗しょう症も発症しています』と。先生にそう言われて、頭をかなづちで殴られるってこういう衝撃のこと? って思うくらい、ガガガーーン!ってなりました」