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猫種の人気ランキング 1位は納得の6年連続首位 品種別の特徴や気をつけたい病気も

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

2022年の1年間に人気だった猫種1位は?(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
2022年の1年間に人気だった猫種1位は?(写真はイメージ)【写真:Getty Images】

 毛色や体型、性格など、実は猫も品種によってその特徴はさまざま。お気に入りの猫種がいるという猫好きさんも多いでしょう。最新の猫種ランキングから、どんな猫ちゃんが人気なのかを探っていきましょう。1位に輝いた猫種は? また、猫種による特性や注意したい病気も紹介します。

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4つも順位を上げたラグドールが4位に

 アイペット損害保険株式会社は、2022年1月1日~12月31日の期間に同社のペット保険に加入し、保険契約を開始したペットを対象にした人気飼育猫種ランキングを発表しました。その調査結果を基に、2022年の人気猫種トップ5を紹介します。

サイベリアン(写真はイメージ)【写真:写真AC】
サイベリアン(写真はイメージ)【写真:写真AC】

5位 サイベリアン(4.7%)

 しっかりとした骨格で、成猫の体重は4~9キロほどと、猫の中では大型です。ロシアにルーツを持ち、冬はふわふわの厚い被毛に覆われていますが、夏は短めの毛に生え変わります。日々のブラッシングや抜け毛対策は必須。瞳や被毛の色のバリエーションがさまざまなのも特徴です。他の猫と同様、心臓病や腎臓病にも気をつけましょう。

ラグドール(写真はイメージ)【写真:写真AC】
ラグドール(写真はイメージ)【写真:写真AC】

4位 ラグドール(4.8%)

 前年の8位から大きく飛躍して4位に。「ラグドール」という名前には「ぬいぐるみのお人形」という意味があり、抱っこされるのが好きな子が多いそう。骨格もたくましく、遺伝性疾患が少なく、比較的に丈夫だといわれています。しかし、祖先に心臓病になりやすい品種がいるため、体調の変化を見逃さないようにしてください。

マンチカン(写真はイメージ)【写真:写真AC】
マンチカン(写真はイメージ)【写真:写真AC】

3位 マンチカン(9.4%)

 短い脚と長い胴体が特徴のマンチカン。好奇心旺盛で、見た目からは想像がつかないほど俊敏に動き回ります。短毛種と長毛種がおり、毛色や模様もさまざま。遊ぶのが大好きなので、スペースを十分に確保してたくさん遊んであげましょう。高齢になった際は他の猫種同様に腎臓病のリスクが高まるので注意しましょう。

スコティッシュフォールド(写真はイメージ)【写真:写真AC】
スコティッシュフォールド(写真はイメージ)【写真:写真AC】

2位 スコティッシュフォールド(11.5%)

 まん丸な顔や折れ耳、丸っこい体型など愛くるしい特徴がたっぷりのスコティッシュフォールドは、前年に続き2位に。体重は3~4キロと猫の中でも中くらいです。特徴として挙げられる折れ耳は3割程度といわれています。折れ耳の場合は外耳炎になりやすいのでご注意を。また、遺伝性の病気である骨軟骨異形成症にも注意が必要です。

日本猫や雑種猫を含むミックス(写真はイメージ)【写真:写真AC】
日本猫や雑種猫を含むミックス(写真はイメージ)【写真:写真AC】

1位 ミックス※(34.1%)

 2位以下を大きく引き離し、6年連続で首位に。同社は「保護猫を譲渡され飼育を始めるなど(猫は)入手経路が多様であることなどが、『ミックス』が上位である理由に影響を与えている可能性がある」と推察しています。ペットの家族化意識が高まり、純血種、雑種を問わずペット保険に加入する猫が増えているのも一因なのかもしれません。

 それぞれ魅力たっぷりの猫ちゃんたち。しかし、高齢になればどんな猫でも病気のリスクが高まります。お迎えを検討する際には、本当に最期まできちんとお世話できるかを慎重に考えましょう。

※純血種同士を組み合わせている猫、日本猫、雑種の猫を含みます

(Hint-Pot編集部)