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車のバック走行の練習法 目印すれすれを通る教習指導員の神業に驚愕「明らかにプロの技」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

自動車学校が披露した華麗な運転技術が話題に(画像はスクリーンショット)
自動車学校が披露した華麗な運転技術が話題に(画像はスクリーンショット)

 車の運転の中でも、特にバック駐車が苦手という人は少なくないでしょう。苦手を克服するには練習あるのみ。栃木県那須烏山市にある烏山自動車学校によると、「手軽にできるバックが上手くなる練習」方法があるそうです。公式ツイッター(@KarasuyamaDS)にその方法を投稿したところ、あまりに華麗な運転技術が注目を集め、驚きの声が上がっています。

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「想像してバック」 車幅やハンドル操作の感覚が完璧

 映像は中央に置かれた目印の右側を乗用車が通り抜けるシーンから始まります。横を通る際、左後輪の外側は目印すれすれ。そして数メートル離れたところで停車し、すぐにバックし始めました。すると車体は目印の上を通り、今度は左後輪の内側すれすれで後退します。さらに右にハンドルを切って、最後は左前輪の外側が目印のすぐ脇を通ってから停車しました。

 迷いなくすいすいと走行しているように見えますが、ドアミラーでは目印を確認することができないそう。そのため目印やタイヤの位置を「想像してバック」しているそうです。

 こうしたスラローム走行は、ハンドル操作や車幅感覚を身につけるのに役立つといわれており、「手軽にできるバックが上手くなる練習」として紹介しています。今回、目印として使用したのは、ホームセンターなどでもリーズナブルな価格で手に入る塩ビパイプ。とても丈夫な素材なので、タイヤで踏むのが心配な場合は、「不要になった雑巾などでも代用できますね」とのこと。準備が手軽なので、安全なスペースさえあれば手軽に練習することができそうです。

 投稿は反響を呼び、“いいね”は5400件以上に。動画の再生数は130万回を超えています。また、リプライ(返信)には、「私は無理だと思うけど、タイヤの位置を想像してっていうのは、少しだけ分かりました」「いやいやいや、明らかにプロの技!」「今まで烏山さんの動画見てきたけど、これが一番すごい」「手軽……? いやいやすごすぎ!」など、高いドライビングテクニックに称賛の声が寄せられました。

後退時の事故は全年齢で注意が必要

 公益財団法人交通事故総合分析センターが発行する交通事故の分析レポート、イタルダインフォメーションのNo.128によると、四輪車後退時の事故件数は徐々に減少傾向にあります。

 しかし、「死傷後退事故を起こした四輪車の運転者年齢」(平成20~29年の累計人数)を見てみるとすべての年齢層で事故を起こしています。つまり、後退事故に関しては年齢にかかわらず注意すべきことが分かります。

 後退の際には、バックカメラやルームミラー、ドアミラーを活用したり、しっかりと目視をしたりすることはもちろん、時には安全な場所で練習して車幅感覚やハンドル操作をしっかりと覚えておきたいですね。

(Hint-Pot編集部)