愛らしい表情がとっても魅力的なウサギ。ふわふわの被毛を見ていると思わず触りたくなりますが、撫でる場所には注意が必要です。一般的にはシッポを触られると嫌がる子が多いといわれています。でも、ウサギによっては好きな子もいるようです。今回ツイッター上で話題になっているのは、いくら飼い主さんがシッポを触っても抵抗せず、気持ち良さそうにまどろむウサギさん。どうしてなのでしょうか？　飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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されるがままシッポをくるくるされるウサギ

　ネザーランドドワーフの男の子で2歳の「むぎ」くんは、ツンデレで甘えん坊。もふもふのシッポはチャームポイントの一つです。以前も、このかわいいシッポをうちわのように上下させる動画で話題を集めました。

　むぎくんと偶然出会った飼い主さんは、マイペースで堂々とした様子に一目惚れしてお迎えを決意。毛色はオレンジですが、小麦色にも似ていたことから、今のお名前に決めました。

　今回ツイッター上で話題になった動画は、むぎくんがくつろいでいる時の姿を収めたもの。定位置の「ちいかわ」マットの上でごろりと寝転がっていますが、おしりの辺りでは何かがくるくる回っています。それは何と、飼い主さんの人差し指と一緒に回るむぎくんのシッポ！

　触られると嫌がる子が多いといわれていますが、むぎくんのとろんとした目はまさにリラックスモード。飼い主さんがこの動画に「抵抗することを忘れたウサギ」というメッセージを添えた投稿は、1.4万件もの“いいね”を集めました。

　リプライ（返信）には「あー、いいなぁ、いいなぁ　私もやる」「あぁ～私もグルグルした～い」「エネルギーチャージみたい（笑）」「その隙におでこをすうすうしちゃお」など、癒やされる人の羨望の声が国内外から多数寄せられています。

まったく嫌がらないむぎくん　終わったら爆睡!?

　見ているだけで優しい気分になれる“シッポ回し”。飼い主さんによると、これは昔からの習慣なのだそう。

「このマットがむぎの定位置で、夜は大体この上でウトウトしています。昔からシッポを触られても嫌がらないので、おしりを向けられている時はこのように触らせてもらっているんです。まったく嫌がらないので、私の指が限界を迎えたら止めています（笑）。この後はそのまま爆睡した姿を見守りました。大体15分くらい寝て、エサを食べて、走り回って、また寝るサイクルで“部屋んぽ”を楽しんでいます」

　こうしたスキンシップができるようになった理由には、やはり長年の積み重ねがあるようです。

「ツンデレの性格のくせに甘えん坊なので、リビングで寝転んでいる時は撫でに行きます。たくさんスキンシップを取っているおかげか、どこを触っても嫌がらず身を任せてくれるようになりました」

　飼い主さんのツイッターアカウントでは、他にもスキンシップを取りながら幸せそうに寝ている動画などが多数公開されています。寒くて長い夜、むぎくんの姿を見ながら一緒にリラックスしてみてはいかがでしょう？

○取材協力：Mugi the King（@mktm20111210881）さん

（Hint-Pot編集部）