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「周りが見えていない」 交差点で“やってはいけない”行為に自動車学校が警鐘
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人、車、バイク、自転車と多くの人が行き交う交差点。車で走行する際には、周囲のさまざまな状況に注意を払わなければ思わぬ事故につながる可能性があります。烏山自動車学校(栃木県那須烏山市)の公式ツイッター(@KarasuyamaDS)は、「交差点でたまに見かける」状況をホワイトボード上に再現。交差点で“やってはいけないこと”について、注意を促しています。
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「交差点でたまに見かける」状況を再現
運転の知識や安全運転の啓発を目的とした再現映像などを投稿し、ドライバーの共感を集めている同校の公式ツイッターアカウント。今回は、ホワイトボードとミニカーを使った図が反響を呼んでいます。
「交差点でたまに見かける」というメッセージとともに公開された一枚に写るのは、ホワイトボードの上に置かれた3台のミニカー。黄色の乗用車とシルバーの乗用車、その隣には黄色いバスが並んでいます。道路は、向かって右側が直進車線、バスのいる左側が右折車線のようです。
直進車線にいるにもかかわらず、黄色い乗用車は停止線を越え、交差点の中央付近で右折しようとしています。そんな状況に、後ろのシルバーの車は思わずクラクションを鳴らしているようです。その一方で、右折車線にいる黄色いバスは、黄色い車の進行を妨害しないよう冷静に様子をうかがっています。
後続車や周りの車の状況が見えていない黄色い車に注意を促したいところですが、同校はツイートで「絶対にクラクションを鳴らしていけません」と警鐘を鳴らしています。
投稿には2000件を超える“いいね”が集まり、リプライ(返信)には「自分本位というか、自分がしたいことで周りが見えていない。自身が走行している道路の状況や車線などを理解していないといけませんね」「直進レーンからの右折ですね。様子を見ているドライバーは上級者。運転はほかの車の動きも見るのもすごく大事ですよね」など、状況を冷静に分析する声が。
交差点を走行する際は、ほかの車両や歩行者に注意を払って走行しなければなりません。また、やむを得ない場合を除き、クラクションを鳴らすことはドライバー同士のトラブルに発展する可能性もあるため注意が必要です。
自分本位ではなく、周囲の状況を冷静に確認しつつ、ルールをしっかり守って安全運転を心がけたいですね。
(Hint-Pot編集部)